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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2015年10月13日のデイリーキーワードランキング

1

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
2

ゆたんぽのぶりきのなみのあはれかな
3

夜桜やひとつ筵に恋敵
4

渡り鳥みるみるわれの小さくなり
5

たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ
6

子燕のこぼれむばかりこばれざる
7

せきをしてもひとり
8

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
9

一月の川一月の谷の中
10

介錯を頼む友なし竹移す
11

ひつぱれる糸まつすぐや甲虫
12

しんしんと肺碧きまで海の旅
13

霧月夜美して一夜ぎり
14

木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ
15

戦争が廊下の奥に立つてゐた
16

母と寝る一夜豊かに虫の声
17

薄氷の吹かれて端の重なれる
18

遠山に日の当りたる枯野かな
19

玫瑰や今も沖には未来あり
20

春の水とは濡れてゐるみづのこと
21

ふりしきる雨となりけり蛍籠
22

がんばるわなんて言うなよ草の花
23

チチポポと鼓打たうよ花月夜
24

十六夜の竹ほのめくにをはりけり
25

水の色は水色だから秋明菊
26

未来より滝を吹き割る風来る
27

星空へ店より林檎あふれをり
28

狐火のやうに嫁いでゆきにけり
29

炎天の遠き帆やわがこころの帆
30

鮨にぎる手がガラス越し春霰
31

鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる
32

水に棲み濡れてはをらず水馬
33

水枕ガバリと寒い海がある
34

佛哭いてる山脈の秋落暉
35

葱鮪汁 僕の昭和の遠ざかる
36

磨崖佛おほむらさきを放ちけり
37

鞦韆は漕ぐべし愛は奪うべし
38

桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな
39

乙鳥はまぶしき鳥となりにけり
40

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
41

ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう
42

秋晴の運動会をしてゐるよ
43

浮雲の幻影乗せて山眠る
44

比良山系うつす湖面に初冠雪
45

十月は玉子の顔して座ってる
46

華麗な墓原女陰あらわに村眠り
47

牡丹百二百三百門一つ
48

杭ひとつあれば迷はず秋落暉
49

鰯雲人に告ぐべきことならず
50

男根担ぎ仏壇峠越えにけり


2024年9月20日 18時24分更新(随時更新中)
 

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