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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2014年9月23日のデイリーキーワードランキング

1

算術の少年しのび泣けり夏
2

せきをしてもひとり
3

水枕ガバリと寒い海がある
4

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
5

赤い椿白い椿と落ちにけり
6

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
7

人のもの質に置きけり暮の秋
8

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり
9

暗黒や関東平野に火事一つ
10

水の地球すこしはなれて春の月
11

夜の秋蹠拭けばこころ足る
12

曼珠沙華抱くほどとれど母恋し
13

陽へ病む
14

吹きおこる秋風鶴をあゆましむ
15

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
16

ほととぎすあすはあの山こえて行かう
17

体育祭雲押し上げる熱気あり
18

金剛の露ひとつぶや石の上
19

鰯雲人に告ぐべきことならず
20

逢うために母は銀河の駅に佇つ
21

薄氷の吹かれて端の重なれる
22

戦争が廊下の奥に立つてゐた
23

いなびかり北よりすれば北を見る
24

男の旅 岬の端に佇つために
25

秋晴の運動会をしてゐるよ
26

菜の花がしあはせさうに黄色して
27

しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上
28

襖絵の秋の七草どっと揺れ
29

人ゆきしひとすぢのみち鳥世界
30

しづかなる力満ちゆきばつたとぶ
31

寒暁や神の一撃もて明くる
32

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
33

みづうみのみなとのなつのみじかけれ
34

惜春の雨に烟りし遠岬
35

白葱のひかりの棒をいま刻む
36

きさらぎの母の忌雨余るほど
37

刈萱のにほへる昼を穴惑
38

花冷や鼓動のひびく犬抱きて
39

桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな
40

行く我にとどまる汝に秋二つ
41

青春のブーゲンビリアが目に痛い
42

鶏頭の十四五本もありぬべし
43

蝉しぐれしぐれこの世のぼんのくぼ
44

草刈りてひたすら刈りて誕生日
45

秋の航一大紺円盤の中
46

口むすぶ鯉みて帰る秋彼岸
47

凡そ天下に去来程の小さき墓に参りけり
48

ひつぱれる糸まつすぐや甲虫
49

七夕や広げて見入る青写真
50

冬蜂の死にどころなく歩きけり


2024年5月4日 22時12分更新(随時更新中)
 

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