現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年5月23日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
3 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
4 | 九十九里浜に白靴提げて立つ |
5 | 初心ありとせば八月十五日 |
6 | 日本も日本人も梅雨に入る |
7 | 人生に紆余曲折のあり一茶の忌 |
8 | 死蛍に照らしをかける蛍かな |
9 | あやふやな夫婦の距離に新茶汲む |
10 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
11 | 夏嵐机上の白紙飛び尽す |
12 | 剃刀に蠅来て止まる情事かな |
13 | 獅子舞は入日の富士に手をかざす |
14 | 浮いて来いチンポコ洗う保育園 |
15 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
16 | 招ばれたるままごと紫陽花づくしなり |
17 | 春の潮張りては緩む舫い綱 |
18 | 夏蝶や紙に包みし角砂糖 |
19 | 彼一語我一語秋深みかも |
20 | 白藤や揺りやみしかばうすみどり |
21 | かげろふや丘に群がる兵の霊 |
22 | 拳ほど名残とどめて雪だるま |
23 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
24 | 棕櫚の花イスラムの唄こぼれ降る |
25 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
26 | 遠雪嶺怒りしあとは歯がゆるむ |
27 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
28 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
29 | 若者には若き死神花柘榴 |
30 | 飽きるほど海を見てきて柏餅 |
31 | 遠き日の薊の刺や秘めし恋 |
32 | 網戸して革命はもうあるまじき |
33 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
34 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
35 | 野菊あり昔は皆んな恋をした |
36 | 虫の火に読みたかぶりぬ耳しひ児 |
37 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
38 | 八月十五日 直線の雨が降る |
39 | 重ね着の中に女のはだかあり |
40 | 雷魚殖ゆ公魚などは悲しからん |
41 | 汝が空へ下駄向かいいて夏近し |
42 | 蟻の列しづかに蝶をうかべたる |
43 | 人間のうしろしづかに梅雨寒や |
44 | 走り根は怒りの動脈春時雨 |
45 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
46 | 夏鶯風は木綿の肌ざわり |
47 | しぼり出すみどりつめたき新茶かな |
48 | 和布刈る神の五百段ぬれてくらし |
49 | をみなとはかかるものかも春の闇 |
50 | 春暑し空席のない縄電車 |
2024年9月26日 02時23分更新(随時更新中)