現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年8月15日のデイリーキーワードランキング
1 | 八月や六日九日十五日 |
2 | 春寒し水田の上の根なし雲 |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 露の中万相うごく子の寝息 |
5 | ペンギンのいない八月十五日 |
6 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
7 | 海神 の彫琢の作栄螺置く |
8 | 全長のさだまりて蛇すすむなり |
9 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
10 | 切干やいのちの限り妻の恩 |
11 | 雪嶺のふちどる空へ向いけり |
12 | ひるがほに電流かよひゐはせぬか |
13 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
14 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
15 | 新涼や赤子の拳天を突く |
16 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
17 | 南無々々と他力本願生身魂 |
18 | 幸すこし不幸をすこし走馬灯 |
19 | 藍を着るもうすぐ蛇になれそうで |
20 | 海女とても陸こそよけれ桃の花 |
21 | 燃えさかり筆太となる大文字 |
22 | どこまでが花どこからが花の闇 |
23 | 暗く暑く大群集と花火待つ |
24 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
25 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
26 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
27 | 父と子と鉄砲水を見にゆけり |
28 | 喪にこもり元日の陽をわが膝に |
29 | 青垣山、天誅組の残りし碑 |
30 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
31 | 十六夜や渚のふたり動かざり |
32 | いつよりか遠見の父が立つ水際 |
33 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
34 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
35 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
36 | 大年や鎧のごとき佐渡箪笥 |
37 | ポケットに春を匿っている筈だ |
38 | 陀羅尼助愛すむかしも花の山 |
39 | 墓のうらに廻る |
40 | はなやぎて月の面にかかる雲 |
41 | 里山は寢釈迦のかたち盆とんぼ |
42 | 竹の葉騒は冴ゆる眼鏡に數知れず |
43 | あさまらのめでたき春となりにけり |
44 | 沖縄忌たった一度の死がずらり |
45 | 晩年の月日聳える青簾 |
46 | 陶狸を美男に化かす新樹光 |
47 | 朝もやの小舟の明かり夾竹桃 |
48 | 祖母山も傾山も夕立かな |
49 | 真昼まで宙に道つく弓始 |
50 | 狼を容れて動かず櫨紅葉 |
2024年9月19日 21時25分更新(随時更新中)