現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年3月29日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | 意地悪な少女三人陽炎える |
3 | 散らし雨遅咲き桜満開に |
4 | 雲の上の陽は昼麦の刈られゆく |
5 | 我が声の吹き戻さるる野分かな |
6 | 吹雪かれて見知らぬ人の後に蹤く |
7 | 芝桜色鉛筆の走り出す |
8 | 菜の花や菜の花色の汽車がくる |
9 | 羽子板の重きが嬉し突かで立つ |
10 | 分け入つても分け入つても青い山 |
11 | 夏山の大木倒す谺かな |
12 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
13 | やつぱり一人がよろしい雑草 |
14 | 人戀へば志功の天女冬の燈に |
15 | 鞦韆に腰かけて読む手紙かな |
16 | 寂しいは寂しいですと春霰 |
17 | 春の海まつすぐ行けば見える筈 |
18 | 一ところくらきをくぐる踊の輪 |
19 | かろがろゆく南無三楠木に揚羽 |
20 | うたたねの父はなずなの形かな |
21 | 春の日や あの世この世と 馬車を駆り |
22 | 熾る火に向かう面や薪能 |
23 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
24 | どこでどう淋しくなりぬ烏瓜 |
25 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
26 | 欲望の芯のささくれ冬の蜂 |
27 | 葬り路の桑の実黒く踏まれけり |
28 | 忽然と地から湧き出すクロッカス |
29 | 河津桜に雨金目鯛のひもの |
30 | 磯巾着小石あつめて眠りゐる |
31 | 蛙の目越えて漣又さざなみ |
32 | 夕づく蛾柏大樹をめぐりけり |
33 | 熊谷草林の中の鬨の声 |
34 | かまつかの風に夢殿ひらきけり |
35 | 蕉翁の十八楼記花の宿 |
36 | 鉤裂きのように白梅咲きました |
37 | 菫程な小さき人に生れたし |
38 | 催花雨や空き家に人の出入りして |
39 | 牡丹百二百三百門一つ |
40 | 墓のうらに廻る |
41 | 別れの瞳海より青し疑わず |
42 | 逃げ水へ釘を打ち込む陰陽師 |
43 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
44 | 極楽をでてきてしまう蟇 |
45 | やはらかき風のささやき稲の花 |
46 | 現れてより立ち通し曼珠沙華 |
47 | 三月の甘納豆のうふふふふ |
48 | 恋地獄草矢で胸を狙い打ち |
49 | 四万六千日ヒマラヤの蒼い芥子 |
50 | 花堤ぼんやりと人恋ひたれば |
2024年4月18日 15時53分更新(随時更新中)