現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年5月20日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
3 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
4 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
5 | 瑞照りの蛇と居りたし誰も否 |
6 | 双六の賽の禍福のまろぶかな |
7 | いなびかり北よりすれば北を見る |
8 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
9 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
10 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
11 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
12 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
13 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
14 | 鶏たちにカンナは見えぬかもしれぬ |
15 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
16 | 咲きいづるや桜さくらと咲きつらなり |
17 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
18 | まほろばの真の花に心映え |
19 | 九十の恋かや白き曼珠沙華 |
20 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
21 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
22 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
23 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
24 | ああ小春我等涎し涙して |
25 | 極月の夜の風鈴責めさいなむ |
26 | 星空へ店より林檎あふれをり |
27 | 渺々と枯芒打つ金の波 |
28 | 溝浚いして大川に至りけり |
29 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
30 | 六月を奇麗な風の吹くことよ |
31 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
32 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
33 | ゆるやかに着てひとと逢ふ蛍の夜 |
34 | 叱られて目をつぶる猫春隣 |
35 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
36 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
37 | ベランダの百合に眠気の容疑あり |
38 | 苗代の規矩の正しき五月富士 |
39 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
40 | 桐一葉落ちて心に横たはる |
41 | 春の宵やわびしきものに人体図 |
42 | 遠足の列大仏へ大仏へ |
43 | 入れものが無い両手で受ける |
44 | 雪残る頂き一つ国境 |
45 | 転勤の知らせ四つ葉のクローバー |
46 | 行進が昭和のふりする体育祭 |
47 | 自画像をふせたるままに新樹光 |
48 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
49 | 真向かいに芽吹く白樺朝の卓 |
50 | つばめつばめ泥が好きなる燕かな |
2024年9月20日 00時10分更新(随時更新中)