現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2020年7月30日のデイリーキーワードランキング
1 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
2 | そのかみの繪踏の邑をのぼりけり |
3 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 方丈の大庇より春の蝶 |
6 | 一湾の潮しづもるきりぎりす |
7 | 涼風の一塊として男来る |
8 | 三島忌のうどんはおかめがよろしかろ |
9 | 棉の実の白々と噴く夕の風 |
10 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
11 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
12 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
13 | 蜥蜴の尾鋼鉄光りや誕生日 |
14 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
15 | 風来坊もんしろてふと行つたきり |
16 | 鐘一打雷様を起こしけり |
17 | あとに来て先に帰りぬ冬帽子 |
18 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
19 | 咳き込めば我火の玉のごとくなり |
20 | オリーブは眠れる木なり野分だつ |
21 | やつぱり一人はさみしい枯草 |
22 | 海峡を隔てて蝦夷は夏霞 |
23 | 釣瓶落しといへど光芒しづかなり |
24 | 逃げ水のすべて出雲にあつまれり |
25 | ぐらぐらと鬼の声する桜の芽 |
26 | 母の日の風のまねする鷗かな |
27 | せきをしてもひとり |
28 | 華麗な墓原女陰あらわに村眠り |
29 | 万株の菖蒲に抱かれ身を余す |
30 | 川に寝てHとなりぬ暁ひぐらし |
31 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
32 | たまねぎのたましひいろにむかれたり |
33 | はや朝の心とがれり雨の鵙 |
34 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
35 | 冬雲やわが方舟の漂える |
36 | 凩の果はありけり海の音 |
37 | とびからすかもめもきこゆ風ゆきげ |
38 | 牡丹百二百三百門一つ |
39 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
40 | 老いたれば人より早く冬が来る |
41 | 母たちは朝顔色にほほえみぬ |
42 | 早き日没鳩の絵に唾を吐き |
43 | 退屈の時間がほしいマスカット |
44 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
45 | 栞して山家集あり西行忌 |
46 | 大根の花に水牛の往き来 |
47 | 麿、変? |
48 | 藪巻の一筋縄といふ括り |
49 | 消してより秋の灯と思ひけり |
50 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
2025年8月29日 06時54分更新(随時更新中)