現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2011年6月20日のデイリーキーワードランキング
1 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
2 | どくだみや真昼の闇に白十字 |
3 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
4 | 山越える山のかたちの夏帽子 |
5 | 星空へ店より林檎あふれをり |
6 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
7 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
8 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
9 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
10 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
11 | 芋の露連山影を正しうす |
12 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
13 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
14 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
15 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
16 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
17 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
18 | 人体冷えて東北白い花盛り |
19 | 金閣にほころびのひかり苔の花 |
20 | 塵さわぐ七つの鉄の橋の上 |
21 | あめんぼと雨とあめんぼと雨と |
22 | 灰色の象のかたちを見にゆかん |
23 | せつせつと眼まで濡らして髪洗ふ |
24 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
25 | 六月を奇麗な風の吹くことよ |
26 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
27 | 翅あらば今たたみ頃夕端居 |
28 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
29 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
30 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
31 | 夏至の水呑んできれいな声を出す |
32 | 桃の咲くそらみつ大和に入りにけり |
33 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
34 | 仰山に猫ゐやはるわ春灯 |
35 | 着膨れてなんだかめんどりの気分 |
36 | たましいの暗がり峠雪ならん |
37 | こんなよい月を一人で見て寝る |
38 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
39 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
40 | わが恋は人とる沼の花菖蒲 |
41 | 初暦知らぬ月日は美しく |
42 | 雨傘よ父は笑みつつ折れ曲る |
43 | 曳かれる牛が辻でずつと見廻した秋空だ |
44 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
45 | いつも身近に眞清水涌くを感じをり |
46 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
47 | 金亀子擲つ闇の深さかな |
48 | 在原の薄後朝の歌を詠む |
49 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
50 | 海に出て木枯帰るところなし |
2024年9月25日 06時31分更新(随時更新中)