現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年10月21日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 落鷹のこゑ諾へり暁の闇 |
4 | なまはげに子等のおびえる藁衣 |
5 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
6 | 鳥海山見ゆる母校の雪卸す |
7 | 木がらしや東京の日のありどころ |
8 | この道の富士になりゆく芒かな |
9 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
10 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
11 | ねんねこの中で歌ふを母のみ知る |
12 | 後頭部から泡立草燃え上がる |
13 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
14 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
15 | 我生の今日の昼寝も一大事 |
16 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
17 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
18 | ねんねこから片手でてゐる冬霞 |
19 | ちなみぬふ陶淵明の菊枕 |
20 | 喜寿傘寿まだまだ若き竹の春 |
21 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
22 | 一月の川一月の谷の中 |
23 | 何ごともなく在り宙の七竈 |
24 | けふ晴れて鴉呼びあふ祭かな |
25 | 春の雷まさに正座を崩すとき |
26 | 分け入つても分け入つても青い山 |
27 | 寒鯉はしづかなるかな鰭を垂れ |
28 | ひく波の跡美しや桜貝 |
29 | 有る程の菊抛げ入れよ棺の中 |
30 | 淡雪や蝦夷の里なる雄物川 |
31 | 海に出て木枯帰るところなし |
32 | 柿活けて一の二組は参観日 |
33 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
34 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
35 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
36 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
37 | 吐息みな綿虫となる日暮どき |
38 | カンナ咲く遥かな海を照らしつつ |
39 | 霊面が街に棲みつき黄落す |
40 | 眼のふちに疲れ残れるマスクかな |
41 | 恋心から無償の愛へ山粧う |
42 | 星空へ店より林檎あふれをり |
43 | 渡り鳥みるみるわれの小さくなり |
44 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
45 | 水枕ガバリと寒い海がある |
46 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
47 | すかんぽや子牛の名札耳につけ |
48 | 金亀子擲つ闇の深さかな |
49 | 鏡餅わけても西の遥かかな |
50 | おぼろ夜の鬼ともなれずやぶれ壺 |
2024年9月26日 00時27分更新(随時更新中)