現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2023年5月24日のデイリーキーワードランキング
1 | 七十路や新しき事弥生道 |
2 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
3 | 一日もの云はず蝶の影さす |
4 | 天の川鷹は飼はれて眠りをり |
5 | 銀漢に触れて尾となる天塩川 |
6 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
7 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
8 | 蝶になる途中九億九光年 |
9 | ふるさとを取り戻しゆく桜かな |
10 | 常夏の碧き潮あびわが育つ |
11 | 香水の香ぞ鉄壁をなせりける |
12 | ものの種にぎればいのちひしめける |
13 | いきいきと三月生る雲の奧 |
14 | この道しかない春の雪ふる |
15 | 秋つばめ包のひとつに赤ん坊 |
16 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
17 | 幸すこし不幸をすこし走馬灯 |
18 | 等圧線混みし天気図寒卵 |
19 | 一生の楽しきころのソーダ水 |
20 | 十五歳抱かれて花粉吹き散らす |
21 | 苗代の一寸二寸人老いぬ |
22 | のどけさに寝てしまひけり草の上 |
23 | 立ちあがりくる夏汐のふぐり見ゆ |
24 | 星空へ店より林檎あふれをり |
25 | 雪山を匐ひまわりゐる谺かな |
26 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
27 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
28 | 雪女となり母の魂遊べるや |
29 | 老いたれば人より早く冬が来る |
30 | 秋深く傘の内なるひとりかな |
31 | 落葉降るこの世の音をみな消して |
32 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
33 | 緑陰に三人の老婆わらへりき |
34 | 白き息ゆたかに朝の言葉あり |
35 | 熾る火に向かう面や薪能 |
36 | 淋しいからだから爪がのびだす |
37 | 寒林や空さへいらぬもののうち |
38 | 鵙の昼何せば心やすまらむ |
39 | 死や霜の六尺の土あれば足る |
40 | 眼のなみだ盗みてまんさく昼花火 |
41 | 炎熱や勝利の如き地の明るさ |
42 | 端居してただ居る父の恐ろしき |
43 | ふたたび見ず柩の上の冬の蜂 |
44 | 深雪の富岳は重き無音界 |
45 | 年寄りのてのひら暗く冬満月 |
46 | 平和おそれるや夏の石炭蓆かぶり |
47 | 恋ふたつレモンはうまく切れません |
48 | 浴衣着て少女の乳房高からず |
49 | 曼珠沙華愁ひは水の色に似て |
50 | みな虚子のふところにあり花の雲 |
2025年8月29日 16時51分更新(随時更新中)