現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年2月9日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
5 | 芋の露連山影を正しうす |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
8 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
9 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
10 | ITの今浦島や春寒し |
11 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
12 | 若鮎の二手になりて上りけり |
13 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
14 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
15 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
16 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
17 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
18 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
19 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
20 | 梅の花溢死の縄が定位して |
21 | 野に出でよ見わたすかぎり春の風 |
22 | 老境の静謐といふ梅日和 |
23 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
24 | 未知満ちてたぎる求聞や喜寿の春 |
25 | 咳をしても一人 |
26 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
27 | 時空越え夏の古道に魅せらるる |
28 | 空は太初の青さ妻より林檎うく |
29 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
30 | 蛇逃げて我を見し眼の草に残る |
31 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
32 | この道しかない春の雪ふる |
33 | 声優に鼻風邪のやや明治の恋 |
34 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
35 | 冬麗の微塵となりて去らんとす |
36 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
37 | ダイヤモンドダスト見詰めて目の熱き |
38 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
39 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
40 | 妻へ帰るまで木枯の四面楚歌 |
41 | 広島や卵食ふ時口ひらく |
42 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
43 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
44 | 凩の果はありけり海の音 |
45 | 雪山に雪の降り居る夕かな |
46 | 山垣のかなた雲垣星まつり |
47 | 頭上注意足元注意冴返る |
48 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
49 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
50 | 大空に羽子の白妙とどまれり |
2024年9月22日 20時20分更新(随時更新中)