現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2024年5月31日のデイリーキーワードランキング
1 | 一日もの云はず蝶の影さす |
2 | のどけさに寝てしまひけり草の上 |
3 | 海に出て木枯帰るところなし |
4 | 向日葵は陽を浴び影の濃くなりし |
5 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
6 | 我が声の吹き戻さるる野分かな |
7 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
8 | 白桃を今虚無が泣き滴れり |
9 | 起立礼着席青葉風過ぎた |
10 | 秋つばめ包のひとつに赤ん坊 |
11 | ふるさとを取り戻しゆく桜かな |
12 | 抗ひし日の母のをり桃啜る |
13 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
14 | 炉話のむじなの化身に憑かれをり |
15 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
16 | 門とぢて良夜の石と我は居り |
17 | うごかざる一点がわれ青嵐 |
18 | 茎右往左往菓子器のさくらんぼ |
19 | 女身に 身八つ口あり 夕蛍 |
20 | 春の雪波の如くに塀をこゆ |
21 | この道しかない春の雪ふる |
22 | 浮き腰の病者を吹くや梅雨嵐 |
23 | どこからが晩年どこまでが薄氷 |
24 | さわやかにおのが濁りをぬけし鯉 |
25 | したたかに水をうちたる夕ざくら |
26 | いなびかり象は象舎のほか知らず |
27 | 父の死後すこし躄りし陶狸 |
28 | ほつこりと日を包みたるお茶の花 |
29 | おそるべき君等の乳房夏来る |
30 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
31 | 乳沁みの上布の織人不知かな |
32 | ふくろふに真紅の手毬つかれをり |
33 | 来ることの嬉しき燕きたりけり |
34 | 種を播く死ぬまで同じ山仰ぎ |
35 | 恐山賽の河原の灼けし石 |
36 | 歳時記は疲れています花は葉に |
37 | 逃げ水追うよう人が人殺め |
38 | アンテナの上にアンテナ朱欒剥く |
39 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
40 | 枯山水うるほしゆくや花の雨 |
41 | 水脈しるく曳きて晩夏のひかりとす |
42 | ひらひらと波と他人と動けば歌 |
43 | 逃げ水や人は十指をもてあまし |
44 | かくれんぼ三つかぞえて冬となる |
45 | 妻の黙看取り疲れが暑に浮けり |
46 | 晴れやかな春がさっそう腕まくり |
47 | 父の忌にあやめの橋をわたりけり |
48 | 七十路や新しき事弥生道 |
49 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
50 | をみならも涼しきときは遠を見る |
2025年8月30日 08時47分更新(随時更新中)