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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2013年9月1日のデイリーキーワードランキング

1

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
2

水の地球すこしはなれて春の月
3

白牡丹といふといへども紅ほのか
4

金剛の露ひとつぶや石の上
5

ピストルがプールの硬き面にひびき
6

鰯雲人に告ぐべきことならず
7

台風の目に釘付けの写楽かな
8

みづうみへこころ傾く葛の花
9

薄氷の吹かれて端の重なれる
10

すれちがい移り香残し秋袷
11

肩に来て人懐かしや赤蜻蛉
12

杜鵑草壺中にくらき水湛う
13

神田川祭の中をながれけり
14

赤い椿白い椿と落ちにけり
15

いなびかり北よりすれば北を見る
16

海とどまりわれら流れてゆきしかな
17

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
18

暗黒や 関東平野に 火事一つ
19

俺に是非を説くな激しき雪が好き
20

二百十日晴れスクランブル交差点
21

山桜雪嶺天に声もなし
22

鶏頭の十四五本もありぬべし
23

田に置いて秋の陽が透く酒の瓶
24

逢ひし衣を脱ぐや秋風にも匂ふ
25

芋の露連山影を正しうす
26

未来図は直線多し早稲の花
27

防災や緑の男誘導す
28

月下の宿帳/先客の名はリラダン伯爵
29

暮れて田を上がる早乙女灯が待てり
30

大文字起筆となりにけり
31

蛍火や疾風のごとき母の脈
32

首あげて折々見るや庭の萩
33

白桃に入れし刃先の種を割る
34

炎天の遠き帆やわがこころの帆
35

咳をしても一人
36

雨音の春となりゆく木綿針
37

朝露や胸を濡らせし泣き羅漢
38

来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり
39

まだまだやることがある線香花火
40

八月や六日九日十五日
41

露草や飯吹くまでの門歩き
42

爛々と蠅の複眼不死男の忌
43

夕方の影あいまいに春障子
44

石臼の今は踏み石処暑の風
45

廃屋をのぞき込むかに紫木蓮
46

神にませばまこと美はし那智の滝
47

分け入つても分け入つても青い山
48

ものの種にぎればいのちひしめける
49

剣道着干すや燃え立つ葉鶏頭
50

秋の夜や紅茶をくぐる銀の匙


2024年9月27日 02時24分更新(随時更新中)
 

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