現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年3月15日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | ごまめ噛むちちは明治の漢なり |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 碧空をきりりと裂きて初燕 |
5 | うたかたの夢の名残や春の雪 |
6 | あるときは船より高き卯浪かな |
7 | 春ショールするり汽笛が遠ざかる |
8 | 方丈の大庇より春の蝶 |
9 | 青空や花は咲くことのみ思ひ |
10 | 凩や海に夕日を吹き落す |
11 | 校門を出て無口なる卒業子 |
12 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
13 | ふた心無き証なり蝉の殻 |
14 | ものの種にぎればいのちひしめける |
15 | 木の根明く胎児はなにを見てをるや |
16 | せきをしてもひとり |
17 | ここまでと踵返せり大花野 |
18 | 初蝶を生む陣痛の来ておりぬ |
19 | 行く方にまた満山の桜かな |
20 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
21 | ままごとの飯もおさいも土筆かな |
22 | 山女親しげからだの傍をとおるなり |
23 | 転勤の知らせ四つ葉のクローバー |
24 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
25 | 青葉風日常という忘れ物 |
26 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
27 | 木瓜咲くや漱石拙を守るべく |
28 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
29 | 金亀子に裾つかまれて少女妻 |
30 | 風筋のいろいろ分かれ二月尽 |
31 | シャボン玉ひとつ壊して地に還す |
32 | 人の世の峠いくつか花樗 |
33 | 相抱く恋を知らない青蛙 |
34 | 追伸に春一番と俳句馬鹿 |
35 | どうでもよいことには触れず野水仙 |
36 | 雪虫に触れ昴りは少女のまま |
37 | 落葉松の芽吹きの昨日さらに明日 |
38 | 噂消えてからも豌豆膨らみぬ |
39 | 不揃いの青春が好き蘆の角 |
40 | 時計草シルクロードの今・昔 |
41 | あはゆきのほどける音やNHK |
42 | 音楽はことばなりけりレノンの忌 |
43 | 組織論のどこか饐えいてゆきのした |
44 | でで虫が桑で吹かるる秋の風 |
45 | 啓蟄や指輪廻せば魔女のごと |
46 | ビニールの姐様かむり牡丹の芽 |
47 | 夕顔の一つの花に夫婦かな |
48 | きさらぎをぬけて弥生へものの影 |
49 | のどかさや胎動告ぐる娘の笑顔 |
50 | 陳列の低き駄菓子屋日脚伸ぶ |
2024年4月26日 07時47分更新(随時更新中)