現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年の年間キーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 水枕ガバリと寒い海がある |
4 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
5 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
6 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
7 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
8 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
9 | 海に出て木枯帰るところなし |
10 | 芋の露連山影を正しうす |
11 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
12 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
13 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
14 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
15 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
16 | 星空へ店より林檎あふれをり |
17 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
18 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
19 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
20 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
21 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
22 | 絶えず人いこふ夏野の石一つ |
23 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
24 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
25 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
26 | 分け入つても分け入つても青い山 |
27 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
28 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
29 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
30 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
31 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
32 | 牡丹百二百三百門一つ |
33 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
34 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
35 | 水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る |
36 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
37 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
38 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
39 | おそるべき君等の乳房夏来る |
40 | ちるさくら海あをければ海へちる |
41 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
42 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
43 | 凡そ天下に去来程の小さき墓に参りけり |
44 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
45 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
46 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
47 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
48 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
49 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
50 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
2024年9月19日 21時11分更新(随時更新中)