現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年10月13日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | あぶらなの花にはろけささしかかる |
3 | 日の沈むまで一本の冬木なり |
4 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
5 | 台風一過あすからはダイエット |
6 | 秋灯や夫婦互に無き如く |
7 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
8 | おびただしき靴跡雪に印し征けり |
9 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
10 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
11 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
12 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
13 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
14 | ものの種にぎればいのちひしめける |
15 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
16 | ぼうたんの百のゆるるは湯のやうに |
17 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
18 | 其中に金鈴をふる虫一つ |
19 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
20 | ふくろうに聞け快楽のことならば |
21 | 寄せ鍋や気になる人の箸に触れ |
22 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
23 | 億年のなかの今生実南天 |
24 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
25 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
26 | わが妻に永き青春桜餅 |
27 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
28 | ゆく雁やふたたび声すはろけくも |
29 | 霧冷えや秘書のつとめに鍵多く |
30 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
31 | 谺して山ほととぎすほしいまゝ |
32 | よき川のいよよつめたき黄鶺鴒 |
33 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
34 | 陰謀の場を煌々と菊人形 |
35 | 赤とんぼ列車待つ間の無人駅 |
36 | をとこありひとりごちする黄落期 |
37 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
38 | 鎌倉の晴つづきけり七五三 |
39 | 星空へ店より林檎あふれをり |
40 | 冬隣余生を臍で考へる |
41 | ねんねこから片手でてゐる冬霞 |
42 | 伊豆の海紺さすときに桃の花 |
43 | 春暑し空席のない縄電車 |
44 | 鬼百合がしんしんとゆく朝の空 |
45 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
46 | へうへうとして水を味はふ |
47 | 体育の日の裏門を開け放つ |
48 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
49 | 運動会少女の腿の百聖し |
50 | おぼろ夜のかたまりとしてものおもふ |
2024年9月26日 10時26分更新(随時更新中)