現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年4月25日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
3 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
4 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
5 | 清明や街道の松高く立つ |
6 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
7 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
8 | こんなよい月を一人で見て寝る |
9 | わが町や雀隠れにすずめ居て |
10 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
11 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
12 | 《 》は水の育くむ水の塊 |
13 | 誰彼もあらず一天自尊の秋 |
14 | 墓のうらに廻る |
15 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
16 | 熊谷草林の中の鬨の声 |
17 | 山窪は蜜柑の花の匂ひ壺 |
18 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
19 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
20 | まことより嘘が愉しや春灯 |
21 | からくりの骨を見ている石蕗の花 |
22 | 花あれば西行の日とおもふべし |
23 | 葦に雪少年翳りやすきかな |
24 | 春更けて諸鳥啼くや雲の上 |
25 | 葉桜の中の無数の空さわぐ |
26 | せり、なづな日本語よろし紙兜 |
27 | 幾星霜不動の大山花みかん |
28 | 春の山らくだのごとくならびけり |
29 | 木がらしや東京の日のありどころ |
30 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
31 | 霙るるや私の川いや深く |
32 | 一湾の潮しづもるきりぎりす |
33 | 伸び過ぎのアスパラガスほどな粗忽 |
34 | 枇杷の種懺悔のごとく吐き出せり |
35 | 春の沖それは見事な穴ならむ |
36 | 滴りにかんかん帽をぬらしけり |
37 | こでまりのこぼれんとしてこぼれざる |
38 | 中年や遠くみのれる夜の桃 |
39 | 羅や人悲します恋をして |
40 | いきいきと三月生る雲の奧 |
41 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
42 | 生涯の影ある秋の天地かな |
43 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
44 | 相撲乗せし便船のなど時化となり |
45 | 魚城移るにや寒月の波さざら |
46 | 叱られて帰る霰の石畳 |
47 | をはるべき恋とアゲハの通り道 |
48 | 飛花落花命ひらひらしていたる |
49 | 九十の恋かや白き曼珠沙華 |
50 | きのふ来た人を見送る風車 |
2025年8月28日 12時49分更新(随時更新中)