現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2009年5月29日のデイリーキーワードランキング
1 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | 芋の露連山影を正しうす |
4 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
5 | 星空へ店より林檎あふれをり |
6 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
7 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
8 | じゃんけんで負けて螢に生れたの |
9 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
10 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
11 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
12 | 運ばるる氷の音の夏料理 |
13 | 今の間のおういぬふぐり聖人去り |
14 | 灯台のように遠くて裸足です |
15 | 歳時記と二十世紀を見渡しぬ |
16 | 彼の世は親し風鈴がひとつ鳴り |
17 | 秋の江に打ち込む杭の響かな |
18 | ミス卑弥呼準ミス卑弥呼桜咲く |
19 | 谺して山ほととぎすほしいまま |
20 | からだの風景を鷹が舞っている |
21 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
22 | かたつむり甲斐も信濃も雨のなか |
23 | 早乙女の股間もみどり透きとほる |
24 | はるかまで旅してゐたり昼寝覚 |
25 | 蜾蠃追吹かれどほしの木の形 |
26 | うすめても花の匂の葛湯かな |
27 | 早苗饗のいちにち湯野の湯の熱き |
28 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
29 | 十薬の花の近くの灰かぐら |
30 | 老鶯朝から気前よく鳴く生きめやも |
31 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
32 | きりぎりす腰紐ゆるめ寝ころべば |
33 | 貧交の誰彼とほし春の雁 |
34 | 瀧落ちて群青世界とどろけり |
35 | 樹海の果て白照るリーフ見ゆるのみ |
36 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
37 | ま昼間の木々を叩いて山を売る |
38 | 帰らなんいざ草の庵は春の風 をやめる) |
39 | さかのぼる川波の耀り鮎料理 |
40 | 度しがたき提琴色の夏の暮 |
41 | ひげを剃り百虫足を殺し外出す |
42 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
43 | 山陰や一村暮るゝ麻畠 |
44 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
45 | 人声や豊年の臼裏庭に |
46 | 山中の風化部落よ苦虎杖 |
47 | 国風に朱鷺はしらしらかえります |
48 | 鮟鱇に似て口ひらく無為の日々 |
49 | 鮟鱇の骨まで凍てぶちきらる |
50 | 長き夜をたたる将棋の一ト手哉 |
2024年9月25日 10時11分更新(随時更新中)