現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年2月14日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
3 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
4 | 芋の露連山影を正しうす |
5 | スケートの紐むすぶ間も逸りつつ |
6 | 水枕ガバリと寒い海がある |
7 | 少年の見遣るは少女鳥雲に |
8 | うしろ姿の時雨てゆくか |
9 | 立冬のことに草木のかがやける |
10 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
11 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
12 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
13 | 店先の肉まん蒸器雪催い |
14 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
15 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
16 | 白梅や老子無心の旅に住む |
17 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
18 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
19 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
20 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
21 | チョコレートひとつで一日楽しくなる |
22 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
23 | 時々は時鳥聞く杣の宿 |
24 | 雁渡し北見青透く薄荷飴 |
25 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
26 | 分け入つても分け入つても青い山 |
27 | 追伸に春一番と俳句馬鹿 |
28 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
29 | 魚くさい路地の日だまり母縮む |
30 | 冬日燦津軽の色に戦慄す |
31 | 嗚呼神様オリンピックの冬の陣 |
32 | 雪の記憶かの教室のチョーク音 |
33 | 山動きだしアカシアの花万朶 |
34 | 幾度も雪の深さを尋ねけり |
35 | 逢ひに来しいもうとなるか雪ぼたる |
36 | 海に出て木枯帰るところなし |
37 | 凩の果はありけり海の音 |
38 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
39 | 面影走る仏間明りの春障子 |
40 | ままごとの飯もおさいも土筆かな |
41 | 白波や冬の松より手を離す |
42 | アイスホッケー眉間の傷を勲章に |
43 | 若鮎の二手になりて上りけり |
44 | この樹登らば鬼女となるべし夕紅葉 |
45 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
46 | 口紅のころがつて海の記念日 |
47 | 空咳ではじまる訓話紀元節 |
48 | 点々ともぐらは春をさがしゐる |
49 | 研ぎ上げし剃刀にほふ花ぐもり |
50 | 雪残る頂き一つ国境 |
2024年9月22日 03時39分更新(随時更新中)