現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年1月24日のデイリーキーワードランキング
1 | をととひのへちまの水も取らざりき |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 昼酒の昼幽かりし酔芙蓉 |
4 | 籘寝椅子灯りて暮れぬ海がある |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 籐椅子や家に孤島のあるごとし |
7 | 籘椅子を出羽三山の前に置く |
8 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
9 | 籐椅子に揺れてうたたね鼻眼鏡 |
10 | 三千の俳句を閲し柿二つ |
11 | 籐椅子になびく隣家の薄煙り |
12 | つちふるやまだうっすらと蒙古斑 |
13 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
14 | 雪積む家々人が居るとは限らない |
15 | 百代の過客しんがりに猫の子も |
16 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
17 | 初午や物音ひびく部屋の壁 |
18 | 霜とけ島光る |
19 | 初富士にかくすべき身もなかりけり |
20 | 爆発や太郎と愛のどんど焼き |
21 | 白梅や天没地没虚空没 |
22 | 君たちの恋句ばかりの夜の萩 |
23 | 高階から柩おりくる冬灯 |
24 | 佛哭いてる山脈の秋落暉 |
25 | 海くれて鴨のこゑほのかに白し |
26 | 無印の人間でいい青木の実 |
27 | 灯しても消しても青き雪あかり |
28 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
29 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
30 | 自転車の百態とすかんぽの百態を愛す |
31 | たんぽぽたんぽぽ砂浜に春が目を開く |
32 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
33 | 晩成の意地の一願初天神 |
34 | 寒梅にうなづきながら老夫婦 |
35 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
36 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
37 | 紙ふぶき 席に舞ひ込む初芝居 |
38 | 老境の静謐といふ梅日和 |
39 | 冬花火ひとかなしませかなしみぬ |
40 | 足跡は炎のかたち雪の猫 |
41 | 草山に馬放ちけり秋の空 |
42 | 洗い髪シルクロードにすぐ乾く |
43 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
44 | 水枕ガバリと寒い海がある |
45 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
46 | 切株の浮力となってゆく冬陽 |
47 | 人のかげ冬菜のかげとやはらかき |
48 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
49 | 母恋いの掌ひらき青木の実 |
50 | 鳥わたるこきこきこきと罐切れば |
2025年8月27日 01時56分更新(随時更新中)