現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年11月26日のデイリーキーワードランキング
1 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
2 | せきをしてもひとり |
3 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
4 | 切干しをもどす匂いの日暮かな |
5 | 虫の息新樹の息も仕方題 |
6 | ものの種にぎればいのちひしめける |
7 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
8 | しぐるるや死なないでゐる |
9 | 慈母なりし悲母なりしとも冬椿 |
10 | 雪兎ゆゑなき頬のほてりかな |
11 | しぐるるや駅に西口東口 |
12 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
13 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
14 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
15 | 泣きやめて師へ奉る雪兎 |
16 | 短日や山毛欅の森から革ジャンパー |
17 | やわらかな雪降っている魂揉みや |
18 | 夜桜やひとつ筵に恋敵 |
19 | 木曽路ゆく我も旅人散る木の葉 |
20 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
21 | 自分には見えない背中よ年詰まる |
22 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
23 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
24 | 叫ぶほかなし武蔵野の枯れ欅 |
25 | 眼のふちに疲れ残れるマスクかな |
26 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
27 | 水鳥は翔つもの人は想ふもの |
28 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
29 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
30 | 初夢のなかをどんなに走つたやら |
31 | 白菜のみな尻向けて積まれたる |
32 | 呟きは言葉となれり師走風 |
33 | 海に出て木枯帰るところなし |
34 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
35 | ボジョレ・ヌーボー今夜は鍵を開けておく |
36 | 大鏡火事をうつして崩れけり |
37 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
38 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
39 | 凍蝶に指ふるるまでちかづきぬ |
40 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
41 | 寄せ鍋や気になる人の箸に触れ |
42 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
43 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
44 | 浅き春砂漠を一直線の航 |
45 | 校庭に藤の花あり同窓会 |
46 | 柿もぐや殊にもろ手の山落暉 |
47 | 文芸に一世をかけし木の葉髪 |
48 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
49 | 同窓会へ行き度いつもり春帽子 |
50 | 陽へ病む |
2024年9月20日 18時36分更新(随時更新中)