現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2024年3月26日のデイリーキーワードランキング
1 | 春の風ルンルンけんけんあんぽんたん |
2 | ちるさくら海あをければ海へちる |
3 | 洗つた手から軍艦の錆よみがえる |
4 | 催花雨や空き家に人の出入りして |
5 | 麗しき春の七曜またはじまる |
6 | 頭の中で白い夏野となつてゐる |
7 | 蟻よバラを登りつめても陽が遠い |
8 | オデッサもクリミアもゆめ雪の原 |
9 | ゆで玉子むけばかがやく花曇 |
10 | 大榾をかへせば裏は一面火 |
11 | 故郷の電車今も西日に頭振る |
12 | あたたかな雨が降るなり枯葎 |
13 | 脱落の三羽後追う北帰行 |
14 | 葉桜の幹が濡れいる遠汽笛 |
15 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
16 | 茶筅置く畳一と目の日射しかな |
17 | ひた急ぐ犬に合ひけり木の芽道 |
18 | 写真には皆生きていて八月来 |
19 | クラス会明日は熊を撃ちに行く |
20 | 梟や机の下も風棲める |
21 | 鳥のうちの鷹に生れし汝かな |
22 | 水の上に花ひろびろと一枝かな |
23 | 見送りの冬の陽深爪のような |
24 | 朴散りし後妻が咲く天上華 |
25 | 再会のちよつと嬉しき夏はじめ |
26 | 登り窯しんと静まる蝶の昼 - |
27 | ポピー咲く帽子が好きで旅好きで |
28 | 遠富士を文鎭にして寒波来る |
29 | 春の雨またも深爪してしまい |
30 | 文庫本も我も秋陽に黄ばみいて |
31 | 人形町亀の鳴く日のありにけり |
32 | 東京大学安田講堂猫の恋 |
33 | 蕗の薹見つけし今日はこれでよし |
34 | 凧ひとつ浮かぶ小さな村の上 |
35 | 梅雨の闇一灯の追うサスペンス |
36 | ゆれるたび血の薄くなる秋桜 |
37 | 昼ふかく稲刈る音のすすみくる |
38 | 点滴の滴々 梅の花開く |
39 | 死ぬ人の大わがままと初蛙 |
40 | げんげ田の広大これが美濃の国 |
41 | 妻抱かな春昼の砂利踏みて帰る |
42 | 高い高いと子どもあやされ凍豆腐 |
43 | 赤富士に露滂沱たる四辺かな |
44 | 白寿なるヅカ・ガールにて寒夕焼 |
45 | 春雷や暗き厨の桜鯛 |
46 | 昼凪のわが言葉のみ揺るるなり |
47 | 一枚の餅のごとくに雪残る |
48 | 鴟尾すべり落つ天平の恋雀 |
49 | 息ひとつ吐いてなまこの放下かな |
50 | 素潜りの水の青さで喋ろうよ |
2024年4月27日 14時43分更新(随時更新中)