現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年4月28日のデイリーキーワードランキング
1 | 忘却は宝の小箱青鬼灯 |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 考える人は考え昭和の日 |
4 | 一度だけの波音冬日昏れにけり |
5 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
6 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
7 | 銀河にも飢餓海峡のありにけり |
8 | 幻の女とゆく夜の花八ツ手 |
9 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
10 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
11 | 西方へ灯る薄墨桜かな |
12 | 三日月に一病あづけ眠りけり |
13 | 藤の花雨の匂ひの客迎ふ |
14 | 雪少し子は掌の日を汚す |
15 | 歳下の父に会う旅蝶あまた |
16 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
17 | 家々や菜の花いろの燈をともし |
18 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
19 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
20 | 春寒や絵具の皿のうす乾き |
21 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
22 | 時ものを解決するや春を待つ |
23 | 男らに壺中はさびし天の川 |
24 | 入院があれば退院鳥雲に |
25 | 燈台も浦も小さめ夏兆す |
26 | 山国の蝶を荒しと思はずや |
27 | 梢夜明けて早乙女の動きだす |
28 | 食道を若葉通りと名付けたり |
29 | 清明や街道の松高く立つ |
30 | 新成人川なき橋を渡りけり |
31 | 太陽に飽きてしまひし夏帽子 |
32 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
33 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
34 | 走り根は怒りの動脈春時雨 |
35 | 蒲の穂の一つが弾け番鴨 |
36 | 冬の水一枝の影も欺かず |
37 | あぶらなの花にはろけささしかかる |
38 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
39 | 美しき緑走れり夏料理 |
40 | 芒原呪文のような風となる |
41 | 春雷やランチタイムのレストラン |
42 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
43 | 黄金週間泣いてみるのもひまつぶし |
44 | 芋の露連山影を正しうす |
45 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
46 | 翡翠の影こんこんと遡り |
47 | 影にこそいのち宿りぬ大冬木 |
48 | 大干潟みち潮尚もつづきおり |
49 | 一輪の花となりたる揚花火 |
50 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
2024年9月23日 23時54分更新(随時更新中)