現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年9月26日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
3 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
4 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
5 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
6 | 麿、変? |
7 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
8 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
9 | いなびかり北よりすれば北を見る |
10 | 牡丹百二百三百門一つ |
11 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
12 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
13 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
14 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
15 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
16 | 言い敗けて米搗虫と遊びおり |
17 | 蟷螂の眼の中までも枯れ尽す |
18 | ここまでと踵返せり大花野 |
19 | 蟷螂は馬車に逃げられし馭者のさま |
20 | 蟷螂の振りむき揺るる新宮市 |
21 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
22 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
23 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
24 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
25 | 蟷螂に斧にんげんにオノマトペ |
26 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
27 | 一滴の源流となる岩清水 |
28 | 八月や六日九日十五日 |
29 | ものの種にぎればいのちひしめける |
30 | 蟷螂の顔もて梅雨の駅に立つ |
31 | 蟷螂や二つ向きあふ石の上 |
32 | 蟷螂のひらひら飛べる峠かな |
33 | 飯粒と熊野あちこち彼岸花 |
34 | 蟷螂の踏まるるを見し目の乾き |
35 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
36 | 飯粒を畳に拾ふすでに晩夏 |
37 | 蟷螂の汝にはコントラバスが似合う |
38 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
39 | さはさはと夏来るらし雨も又 |
40 | 空をはさむ蟹死にをるや雲の峰 |
41 | 芋の露連山影を正しうす |
42 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
43 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
44 | 一枚の餅のごとくに雪残る |
45 | 雁鳴いて闇いちまいを動かせり |
46 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
47 | 痰一斗糸瓜の水も間に合はず |
48 | 来しかたや馬酔木咲く野の日のひかり |
49 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
50 | 滝壺を覗きてあとを怠けおり |
2024年9月22日 17時23分更新(随時更新中)