現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年1月2日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 舟を壊して一月二日には帰る |
3 | 犀・象の初夢なれば明日もまた |
4 | 女坂箱根駅伝男坂 |
5 | 初夢につかみて声のやうなもの |
6 | 初暦知らぬ月日は美しく |
7 | かりそめの世とは思はじ古稀の春 |
8 | 食いっぷりよき少年と鉦叩 |
9 | 初富士の大きかりける汀かな |
10 | 海に出て木枯帰るところなし |
11 | 去年今年貫く棒の如きもの |
12 | 菜の花やはつと明るき町はづれ |
13 | 万歩計に計られをりて青き踏む |
14 | 鳶の輪の絶対音感夕焼ける |
15 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
16 | 初富士にかくすべき身もなかりけり |
17 | 若水や人の声する垣の闇 |
18 | 湯上がりのごと雲間の冬満月 |
19 | 咳をしても一人 |
20 | をのこ子の小さきあぐら年新た |
21 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
22 | 虻飛んで来たるかといふ合歓の花 |
23 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
24 | をととひのへちまの水も取らざりき |
25 | 穴に入りし蛇の周りの闇おもふ |
26 | 悪なれば色悪よけれ老の春 |
27 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
28 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
29 | 春一番樹下にまだゐる待ちぼうけ |
30 | 沢蟹の寒暮を歩きゐる故郷 |
31 | 精虫四万の妻の子宮へ浮游する夜をみつめていた |
32 | 未知満ちてたぎる求聞や喜寿の春 |
33 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
34 | 霊峰の寒泉豊か手洗鉢 |
35 | 毒言の口をふさぐに花びら餅 |
36 | 家ごとに格言をもち夏燕 |
37 | 肌触れさうな初夢の錦鯉 |
38 | をみならも涼しきときは遠を見る |
39 | まさびしき海峡ひとつ秋を来て |
40 | 蜘蛛の陣天の不安を覆ひゐし |
41 | 初孫の生まれるニュース雲の峰 |
42 | 天耕の峯に達して峯を越す |
43 | 獅子舞は入日の富士に手をかざす |
44 | しがらみを抜けてふたたび春の水 |
45 | 遠富士に雲の天蓋雛祭 |
46 | 行きかよふ春雲堰きてわが居とす |
47 | 耕して天と連なる千枚田 |
48 | 吹きおこる秋風鶴をあゆましむ |
49 | かたつむり光速にして元の位置 |
50 | 春愁を手塩にかけて送りけり |
2025年8月28日 07時48分更新(随時更新中)