現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年1月7日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 約束の寒の土筆を煮て下さい |
3 | 去年今年貫く棒の如きもの |
4 | 森の中噴井は夜もかくあらむ |
5 | 畳の目粗し雪夜をかへりきて |
6 | 今の間のおういぬふぐり聖人去り |
7 | ぜんまいののの字ばかりの寂光土 |
8 | 露の玉蟻たぢたぢとなりにけり |
9 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
10 | 紺絣春月重く出でしかな |
11 | 向日葵の大声でたつ枯れて尚 |
12 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
13 | 波音を砕く波音鷹柱 |
14 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
15 | 海に出て木枯帰るところなし |
16 | 彼一語我一語秋深みかも |
17 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
18 | 緑陰に三人の老婆わらへりき |
19 | クロイツェル・ソナタ折り鶴凍る夜 |
20 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
21 | 必要な嘘は透明雁渡し |
22 | 水枕ガバリと寒い海がある |
23 | 母と寝る一夜豊かに虫の声 |
24 | 雪の原犬沈没し躍り出づ |
25 | をのこ子の小さきあぐら年新た |
26 | やや白き素数ちりばめ冬木立 |
27 | ものの種にぎればいのちひしめける |
28 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
29 | ラガー等のそのかちうたのみじかけれ |
30 | たまゆらの命惜しめと銀杏散る |
31 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
32 | 打水やずんずん生くる紅の花 |
33 | 秋深し谷中の坂の猫だまり |
34 | 葉桜の下帰り来て魚に塩 |
35 | 桐は実に父の残せし道具箱 |
36 | 残雪やごうごうと吹く松の風 |
37 | 女坂箱根駅伝男坂 |
38 | 明日のなき如くに包む雪解靄 |
39 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
40 | 子規逝くや十七日の月明に |
41 | 諦めしことひとつ増え星祭る |
42 | 金粉をこぼして火蛾やすさまじき |
43 | 白富士の光の声きく五輪塔 |
44 | 雪中の紅梅を見て相別る |
45 | 湖といふ大きな耳に閑古鳥 |
46 | 冬蜂の死にどころなく歩きけり |
47 | あるときは船より高き卯浪かな |
48 | すぐ夢中になっちゃうコトコト黒豆煮る |
49 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
50 | 素うどんの華となりたる寒卵 |
2025年8月28日 03時45分更新(随時更新中)