現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2018年3月8日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
3 | 武蔵野の森がふくらむ木の芽雨 |
4 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
5 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
6 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
7 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
8 | 少年や六十年後の春の如し |
9 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
10 | 水脈の果て炎天の墓碑を置きて去る |
11 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
12 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
13 | 高嶺星蚕飼の村は寝しづまり |
14 | 海に出て木枯帰るところなし |
15 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
16 | ゆつくりと山河膨む木の芽雨 |
17 | 原爆許すまじ蟹かつかつと瓦礫あゆむ |
18 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
19 | 落鮎や生きたあかしの水光る |
20 | 越の香を抱き白鳥の北帰行 |
21 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
22 | ふらここや明日の見ゆる高さまで |
23 | 長生きの象を洗ひぬ天の川 |
24 | 蛇の衣入れたる財布ふくらみぬ |
25 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
26 | 秋の象中原中也よりさびし |
27 | 大寒の一戸もかくれなき故郷 |
28 | 日々重く声も大きく梅ふふむ |
29 | 梅咲いて庭中に青鮫が来ている |
30 | 紅い芙蓉をひとまはりして来る子です |
31 | 霧黄なる市に動くや影法師 |
32 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
33 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
34 | 田畑棄てにんげん銭食う冬とんび |
35 | 方丈の大庇より春の蝶 |
36 | 白梅のあと紅梅の深空あり |
37 | 叩かれて昼の蚊を吐く木魚哉 |
38 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
39 | 落椿とはとつぜんに華やげる |
40 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
41 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
42 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
43 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
44 | さくらさくら空に別れを惜しむなり |
45 | 本堂の華やかなりし仏生会 |
46 | 猫の恋シヤワー激しく使ひけり |
47 | 若鮎の二手になりて上りけり |
48 | みんな夢雪割草が咲いたのね |
49 | れんぎように巨鯨の影の月日かな |
50 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
2024年9月23日 15時09分更新(随時更新中)