現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年12月2日のデイリーキーワードランキング
1 | 凩や海に夕日を吹き落す |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 去年今年貫く棒の如きもの |
5 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
6 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
7 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
8 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
9 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
10 | ボジョレ・ヌーボー今夜は鍵を開けておく |
11 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
12 | 空をはさむ蟹死にをるや雲の峰 |
13 | 人のもの質に置きけり暮の秋 |
14 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
15 | 永き日やつばたれ下る古帽子 |
16 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
17 | 青空のために咲きいる冬桜 |
18 | 冬かもめ真昼は大きな忘れもの |
19 | 八雲わけ大白鳥の行方かな |
20 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
21 | 寒暮地下道光盗人あまた来る |
22 | 大霜を秩父夜祭つれてきし |
23 | 山茶花の散りつぐ野外コンサート |
24 | 実存とは破魔矢を握りしむことか |
25 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
26 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
27 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
28 | 葉桜や人に知られぬ昼あそび |
29 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
30 | 手鞠唄かなしきことをうつくしく |
31 | 墓のうらに廻る |
32 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
33 | 襟巻に溺れし首の晩年か |
34 | 石炭を口あけ見惚れ旅すすむ |
35 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
36 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
37 | 星空へ店より林檎あふれをり |
38 | 満天の星に旅ゆくマストあり |
39 | まつすぐな道で さみしい |
40 | 古民家に煙の匂い山菫 |
41 | 田も畑も捨てられ空の初燕 |
42 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
43 | 宝くじ外れて亀のなきにけり |
44 | 雑炊のほのぼのしさをすすりこむ |
45 | 呟きは言葉となれり師走風 |
46 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
47 | 初山河あふれくるもの掌に |
48 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
49 | あてどなく急げる蝶に似たらずや |
50 | 苗代寒さそへる雨となりにけり |
2024年9月23日 23時03分更新(随時更新中)