現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年4月16日のデイリーキーワードランキング
1 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
2 | 蛇穴を出て見れば周の天下なり |
3 | 飛花落花命ひらひらしていたる |
4 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
5 | 酔漢の睡りの中も飛花落花 |
6 | 夜桜やひとつ筵に恋敵 |
7 | 清明や街道の松高く立つ |
8 | せきをしてもひとり |
9 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
10 | 雀らも海かけて飛べ吹流し |
11 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
12 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
13 | 思考から生死薄らぐ花万朶 |
14 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
15 | 廃校の母校の桜吹雪かな |
16 | 花衣ぬぐやまつはる紐いろいろ |
17 | 初ひばり胸の奥處といふ言葉 |
18 | 葉桜や人に知られぬ昼あそび |
19 | 日常や椿一輪が重たし |
20 | 村靜か玻璃戸に映る吊し柿 |
21 | 愛する時獣皮のような苔の埴輪 |
22 | 春爛漫コンダクターの息づかひ |
23 | 妻の愚痴聞きあきました金魚鉢 |
24 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
25 | 冬日燦津軽の色に戦慄す |
26 | 金亀子 擲つ闇の 深さかな |
27 | 方丈の大庇より春の蝶 |
28 | ところてん煙のごとく沈みをり |
29 | 考える人は考え昭和の日 |
30 | 干し梅の縄文人の顔それぞれ |
31 | 裏山に初東雲の蒼からむ |
32 | 牡丹百二百三百門一つ |
33 | おおかみに蛍が一つ付いていた |
34 | 桜草もののはじめの彩として |
35 | 身を鎧ふ才覚はなし木の葉髪 |
36 | 海に出て木枯帰るところなし |
37 | 彼一語我一語秋深みかも |
38 | さわらないで下さい桃の感受性 |
39 | ちるさくら海あをければ海へちる |
40 | 春の日や あの世この世と 馬車を駆り |
41 | 毎年よ彼岸の入りに寒いのは |
42 | なつかしや帰省の馬車に山の蝶 |
43 | うなぎやの二階にゐるや秋の暮 |
44 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
45 | 滝の前男女異なる体操す |
46 | 春を待つ上がる下がるの京の町 |
47 | 山々に麓ありけり桐の花 |
48 | 山又山山桜又山桜 |
49 | 雪渡りせむとて生まれ出でたるに |
50 | 鳥渡る北を忘れし古磁石 |
2024年9月26日 09時16分更新(随時更新中)