現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年4月13日のデイリーキーワードランキング
1 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
2 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
3 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
4 | 穀雨かな世の一隅に安らぎて |
5 | 陸続と仕事始めの塵芥車 |
6 | 年賀やめて小さくなりて籠りをり |
7 | 卵割るように銀河を渡りけり |
8 | 春筍の産毛に朝の光かな |
9 | とつぷりと後ろ暮れゐし焚火かな |
10 | せきをしてもひとり |
11 | はじめなかをはりいっさい大文字 |
12 | 夜目に光る蛙ひき逃げ事件なり |
13 | 酷寒のニコライ堂のイコンかな |
14 | 祭笛吹くとき男佳かりける |
15 | 流るるは春立つ水か枕灯か |
16 | 考える人は考え昭和の日 |
17 | 声掛けて体位交換花は葉に |
18 | 暖かや飴の中から桃太郎 |
19 | 手に受けし初雪すぐに消えにけり |
20 | うるはしき入水図あり月照忌 |
21 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
22 | 朝寝せり孟浩然を始祖として |
23 | 子にみやげなき秋の夜の肩車 |
24 | 結び目のすんなり解けし花菜風 |
25 | 碧空をきりりと裂きて初燕 |
26 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
27 | 一湾の潮しづもるきりぎりす |
28 | ひとづまにゑんどうやはらかく煮えぬ |
29 | 松は松杉は杉なり朧にて |
30 | 季語一つ盃二つ秋闌ける |
31 | 大寒の東京駅に人を待つ |
32 | 鮒鮨や近江の眞昼楕円なす |
33 | 摩天楼より新緑がパセリほど |
34 | 鮓食べてケインズ論は遠きかな |
35 | ちるさくら海あをければ海へちる |
36 | 鯛の骨たたみにひらふ夜寒かな |
37 | 夜嵐のあとの落花の花明り |
38 | 空手の子初天神に拳解く |
39 | うりずんのたてがみ青くあおく梳く |
40 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
41 | 桜蕊降る少年の深き眉 |
42 | 双六の賽の禍福のまろぶかな |
43 | 俺に是非を説くな激しき雪が好き |
44 | 老いながらつばきとなつて踊りけり |
45 | 牡丹百二百三百門一つ |
46 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
47 | 春光や廃線決る一両車 |
48 | 萬緑を顧みるべし山毛欅峠 |
49 | 化野や冬まくなぎは毬ほぐし |
50 | てふてふひらひらいらかをこえた |
2024年9月26日 09時31分更新(随時更新中)