現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年12月30日のデイリーキーワードランキング
1 | 初富士にかくすべき身もなかりけり |
2 | 去年今年貫く棒の如きもの |
3 | 滅びつつピアノ鳴る家蟹赤し |
4 | 愛蔵の碗の手入れも年用意 |
5 | せきをしてもひとり |
6 | ふだん着でふだんの心桃の花 |
7 | 卵割るように銀河を渡りけり |
8 | 初暦知らぬ月日は美しく |
9 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
10 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
11 | 枯野はも縁の下までつづきをり |
12 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
13 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
14 | 春の鳶風を起して風にのる |
15 | 木枯やこのごろ多き阿世の徒 |
16 | 伊予柑の手秤でよし朝の市 |
17 | 約束の寒の土筆を煮て下さい |
18 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
19 | 芋の露連山影を正しうす |
20 | さよならをくりかへしゐる走馬燈 |
21 | 一行の添え書に見る年賀状 |
22 | 億年のなかの今生実南天 |
23 | 洗はれて月明を得む吾子の墓 |
24 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
25 | 新暦 余白の広さ良しとする |
26 | ポポポポとタンポポ笑う兎跳び |
27 | 巌が船つと押し出せる大晦日 |
28 | 草刈りてひたすら刈りて誕生日 |
29 | 鯛は美のおこぜは醜の寒さかな |
30 | ふはふはのふくろうの子のふかれをり |
31 | 新しき猿又ほしや百日紅 |
32 | 牛刀のしづかな重さ夜の雪 |
33 | 海に出て木枯帰るところなし |
34 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
35 | はくれんは雲ひとつなき宴かな |
36 | 慎ましく足元見よと藪柑子 |
37 | 大寒を死なず挫けず諦めず |
38 | 初場所の昨日撥ねたる夕べかな |
39 | 枯れゆけばおのれ光りぬ枯木みな |
40 | どうでもよいことには触れず野水仙 |
41 | 古雛長寿透く手の祝かな |
42 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
43 | 枕三つ叩いて寝れば宝船 |
44 | 除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり |
45 | 三寒のひと日静かに暮れゆけり |
46 | 末枯の微光ついばむ群雀 |
47 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
48 | 夏の山国母いてわれを与太と言う |
49 | 実存とは破魔矢を握りしむことか |
50 | 春の歌うたえば解けゆくもののあり |
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2024年9月25日 02時29分更新(随時更新中)