現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年8月8日のデイリーキーワードランキング
1 | 帰らざるあまたあまたや鳰の巣も |
2 | 八月や六日九日十五日 |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 星空へ店より林檎あふれをり |
5 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
6 | 念力のゆるめば死ぬる大暑かな |
7 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
8 | 相逢うて飯食う疲れ遠花火 |
9 | 西瓜切るあれこれ独りになりて切る |
10 | 胸ぬちに棲む人のあり遠花火 |
11 | 蔓踏んで一山の露動きけり |
12 | 七夕が来て黒猫の老い呆け |
13 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
14 | 夏山の大木倒す谺かな |
15 | 敗戦忌蝉より多い蝉の穴 |
16 | はじめから皺のある服秋立ちぬ |
17 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
18 | カンナ咲く遥かな海を照らしつつ |
19 | ややありて流れはじめし雛かな |
20 | やつぱり一人がよろしい雑草 |
21 | 淋しい幽霊いくつも壁を抜けるなり |
22 | 紅葉濃き山めぐらしてゴルフ場 |
23 | 石臼の今は踏み石処暑の風 |
24 | ああ小春我等涎し涙して |
25 | 寒山か拾得か蚊に螫されしは |
26 | 真中より明ける気配や夏の湖 |
27 | 夏空が秋空となる刻に音 |
28 | 大学も葵祭のきのふけふ |
29 | ピーマン切って中を明るくしてあげた |
30 | 風死して切り取り線を逸れにけり |
31 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
32 | いなびかり北よりすれば北を見る |
33 | 死にし人別れし人や遠花火 |
34 | 卯の花腐しハンガーに兄を掛けておく |
35 | 木漏れ日の吐息落し穴が見えない |
36 | 浮草の流浪はじまるいま日の出 |
37 | 卵割るように銀河を渡りけり |
38 | 炎天の遠き帆やわがこころの帆 |
39 | 五月雨を闇に沈めて業終わる |
40 | 月光ほろほろ風鈴に戯れ |
41 | 立秋の眼鏡ひたすや山の湖 |
42 | 草むらも酷暑の夜勤もみな苛立ち |
43 | 炎天の空美しや高野山 |
44 | マリが住む地球に原爆などあるな |
45 | 夕桜あの家この家に琴鳴りて |
46 | 蜩の声たたみ込む朱印帳 |
47 | 咲きいづるや桜さくらと咲きつらなり |
48 | 向日葵の蕊を見るとき海消えし |
49 | 墓のうらに廻る |
50 | けふの月馬も夜道を好みけり |
2024年9月26日 12時36分更新(随時更新中)