現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年6月14日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 打水の流るる先の生きてをり |
5 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
6 | いなびかり北よりすれば北を見る |
7 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
8 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
9 | とんぼが淋しい机にとまりに来てくれた |
10 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
11 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
12 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
13 | 暗黒や 関東平野に 火事一つ |
14 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
15 | 毎日は静かに澱む金魚玉 |
16 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
17 | 虹二重神も恋愛したまへり |
18 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
19 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
20 | 万障が鉢合わせして濃紫陽花 |
21 | 花冷えや喪の明けてなほ爪染めず |
22 | もろもろのしがらみ付けて太る牡蛎 |
23 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
24 | 百色を使い果せり濃紫陽花 |
25 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
26 | 咳をしても一人 |
27 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
28 | 沖縄やハイビスカスは飛び立たぬ |
29 | 生きかはり死にかはりして打つ田かな |
30 | パン食べて妻の出かける小正月 |
31 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
32 | 何となく庭に出てしまう草芽時 |
33 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
34 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
35 | 観覧車春の乾きにまわりゆく |
36 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
37 | わが恋は人とる沼の花菖蒲 |
38 | 雉鳩のしゃくり啼く日や梅熟れる |
39 | うろたへて母の影ふむ小暑なり |
40 | ひつぱれる糸まつすぐや甲虫 |
41 | 別るるや夢一筋の天の川 |
42 | 海鳴のなほ遠く樺美智子の忌 |
43 | ぬばたまの闇の牡丹の在りどころ |
44 | ガスタンクが夜の目標メーデー来 |
45 | 咲き満ちて昼のさみしさ夾竹桃 |
46 | 河鹿笛谷川の風抜ける宿 |
47 | 朽舟の浮く水際に半夏生草 |
48 | 立葵この垂直のながし眼よ |
49 | 秋雲やふるさとで売る同人誌 |
50 | ふらここや明日の見ゆる高さまで |
2024年9月25日 15時53分更新(随時更新中)