現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年8月3日のデイリーキーワードランキング
1 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 母に会うための線香花火かな |
5 | 和布刈る神の五百段ぬれてくらし |
6 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
7 | 或る雨の猿の腰掛早乙女に |
8 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
9 | 石枕してわれ蝉か泣き時雨 |
10 | 空をはさむ蟹死にをるや雲の峰 |
11 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
12 | 果樹園がシヤツ一枚の俺の孤島 |
13 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
14 | アドルムを三鬼にわかつ寒夜かな |
15 | 世に古るは時のみならず素手素足 |
16 | 八月や六日九日十五日 |
17 | 後悔という荷を背負い年の暮 |
18 | おそるべき君等の乳房夏来る |
19 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
20 | 月夜の葦が折れとる |
21 | 濃竜胆浅間山の力裾までも |
22 | 魂うばふ氷室の桜ふぶくとき |
23 | わさび畑見学に来し夏帽子 |
24 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
25 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
26 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
27 | 朝焼の雲海尾根を溢れ落つ |
28 | 夏雲や夢なき女よこたはる |
29 | 鰡とんで水族館はにぎわえり |
30 | みづうみへこころ傾く葛の花 |
31 | 遠花火粋な別れの恋でした |
32 | 御真影へ冥く曲がれる黒揚羽 |
33 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
34 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
35 | 神木は猿の腰掛育ており |
36 | 分け入つても分け入つても青い山 |
37 | 穀雨なる決断の指開きつつ |
38 | 時鳥厠半ばに出かねたり |
39 | ひとごこちつけばさくらがまつさかり |
40 | 永き日や欠伸うつして別れ行く |
41 | 夏燕ななめ45度の空 |
42 | 空をゆく一かたまりの花吹雪 |
43 | 熾る火に向かう面や薪能 |
44 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
45 | 赤提灯の揺れ春風の右左 |
46 | 冬深みゆくほど旨き底魚 |
47 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
48 | 卒業の兄と来てゐる堤かな |
49 | かぎろひて揺れ立つさまの端龍寺 |
50 | 泥葱の白い部分にある煩悩 |
2024年9月26日 21時20分更新(随時更新中)