現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年1月11日のデイリーキーワードランキング
1 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
2 | 白き息ゆたかに朝の言葉あり |
3 | 寒見舞したたむ墨のかんばしき |
4 | 寒明や暦にしるす宿の宛 |
5 | 声とほる鏡開きや春隣 |
6 | ふりむかぬ大勢に射す春の日矢 |
7 | 柊の花一本の香りかな |
8 | くもることわすれし空のひばりかな |
9 | 薄氷の育つ絹糸はじくたび |
10 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
11 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
12 | 秋風を厠に誘うは悪人なり |
13 | 初暦知らぬ月日は美しく |
14 | あたたかい白い飯が在る |
15 | まんじゆしやげ昔おいらん泣きました |
16 | はくれんの花に打ち身のありしあと |
17 | いそがしや木の芽草の芽天が下 |
18 | 一条を一茶と読めり文化の日 |
19 | 遠方に富士くっきりと恵方道 |
20 | つゆくさの瑠璃はみこぼす耕馬かな |
21 | 大濤にをどり現れ初日の出 |
22 | 私の忌ホタル袋で座禪 |
23 | 初御空人であること忘れけり |
24 | 傷みなき平和は荒む冬田にゴミ |
25 | 葉牡丹や女ばかりの昼の酒 |
26 | 初富士の大きかりける汀かな |
27 | ちちははの声が遠くにさくら山 |
28 | アイスクリームに厚き外套脱ぎ給へ |
29 | 枕三つ叩いて寝れば宝船 |
30 | 鶏頭の 十四五本もありぬべし |
31 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
32 | 一段とおしゃべり今夜の皸 |
33 | 夏の潮シュワッと前頭葉浸す |
34 | 悪意のようなピラカンサ真正面 |
35 | 鏡餅暗闇を牛通りけり |
36 | 十二月八日運命共同体序曲 |
37 | ゆさゆさと肩の青竹左義長へ |
38 | ものの種にぎればいのちひしめける |
39 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
40 | 初秋の蝗つかめば柔らかき |
41 | 寒夕焼疎林の肋透きて見ゆ |
42 | 政官に棲みつく鬼に豆を撒く |
43 | 極月の空青々と追ふものなし |
44 | 旱田は鬼のジグソーパズルかな |
45 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
46 | 機械という機械は仲間吾亦紅 |
47 | せきをしてもひとり |
48 | 還暦をすぎ春風のよく見える |
49 | 冬耕の顔おこすたび日本海 |
50 | 雨激しゴーヤーが疣とがらせる |
2024年9月27日 04時37分更新(随時更新中)