現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年9月20日のデイリーキーワードランキング
1 | 牡丹百二百三百門一つ |
2 | ここまでと踵返せり大花野 |
3 | せきをしてもひとり |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | チチポポと鼓打たうよ花月夜 |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | ものの種にぎればいのちひしめける |
8 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
9 | 水枕ガバリと寒い海がある |
10 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
11 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
12 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
13 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
14 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
15 | 星空へ店より林檎あふれをり |
16 | 産むというおそろしきこと青山河 |
17 | 海に出て木枯帰るところなし |
18 | 去年今年貫く棒の如きもの |
19 | いなびかり北よりすれば北を見る |
20 | ピストルがプールの硬き面にひびき |
21 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
22 | 日と月のごとく二輪の寒椿 |
23 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
24 | 闘鶏の眼つぶれて飼はれけり |
25 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
26 | 喫泉に口あまやかす雪のなか |
27 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
28 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
29 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
30 | 雲の峰いくつ崩れて月の山 |
31 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
32 | 曼珠沙華あつけらかんと道の端 |
33 | 老鴬や泪たまれば啼きにけり |
34 | 今置きし眼鏡をさがす梅雨籠り |
35 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
36 | 地の涯に倖せありと来しが雪 |
37 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
38 | 鴨流れゐる湖流るるや |
39 | 捕虫網しんがりにいて遅れがち |
40 | 菊師来て菊人形の襟正す |
41 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
42 | 母の日のてのひらの味塩むすび |
43 | 竹の葉騒は冴ゆる眼鏡に數知れず |
44 | 鳴くならば満月になけほととぎす |
45 | さそはれて月夜の芥子によろめきぬ |
46 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
47 | 跳箱の突き手一瞬冬が来る |
48 | 吾子が嫁く宇陀は月夜の蛙かな |
49 | 茎右往左往菓子器のさくらんぼ |
50 | 虫すだくほどにちいさく紙を切る |
2024年9月19日 11時21分更新(随時更新中)