現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年5月16日のデイリーキーワードランキング
1 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
2 | せきをしてもひとり |
3 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
4 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
5 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
6 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
7 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
8 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
9 | どうしようもないわたしが歩いてゐる |
10 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
11 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
12 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
13 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
14 | 囀をこぼさじと抱く大樹かな |
15 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
16 | こんなよい月を一人で見て寝る |
17 | どこからが人の領分遠郭公 |
18 | 秋風の吹きくる方に帰るなり |
19 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
20 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
21 | 天離る立山夏も雪が降る |
22 | 女身仏に春剥落のつづきをり |
23 | 天ざかる鄙に住みけり星祭 |
24 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
25 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
26 | 百枚の枯田率いて通夜に行く |
27 | 日本海に稲妻の尾が入れられる |
28 | 星空へ店より林檎あふれをり |
29 | 雨乞ひのなほもせつなき藁半紙 |
30 | 青空や花は咲くことのみ思ひ |
31 | 村靜か玻璃戸に映る吊し柿 |
32 | 夏の河赤き鉄鎖のはし浸る |
33 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
34 | あはれ子の夜寒の床の引けばよる |
35 | 湾曲し火傷し爆心地のマラソン |
36 | いくたびも雪の深さを尋ねけり |
37 | 螢獲て少年の指みどりなり |
38 | 凍鶴の三歩あゆまず鳴きにけり |
39 | いなびかり北よりすれば北を見る |
40 | 紅梅の余白の空の碧さかな |
41 | 身めぐりを雪だか蝶だか日暮まで |
42 | げんげ野を眺めて居れど夫はなし |
43 | 天国へ行かず密集の雪のべか |
44 | 自画像をふせたるままに新樹光 |
45 | 妻の愚痴聞きあきました金魚鉢 |
46 | 風待ちの鷹か日の出の壇ノ浦 |
47 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
48 | 桜散るあなたも河馬になりなさい |
49 | 地虫鳴く先まつくらに潮谺 |
50 | つかみとる秋刀魚の腸のやわらかき |
2024年9月26日 16時51分更新(随時更新中)