現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2017年4月9日のデイリーキーワードランキング
1 | 雹晴れて豁然とある山河かな |
2 | 秋の航一大紺円盤の中 |
3 | 皮を脱ぐ蛇です当意即妙です |
4 | 村の灯のこぼれて深し虫の闇 |
5 | 麦秋の中なるが悲し聖廃虚 |
6 | 思考から生死薄らぐ花万朶 |
7 | 妻の愚痴聞きあきました金魚鉢 |
8 | 咲き満ちてこぼるる花もなかりけり |
9 | 蝉涼し立山口の草鞋店 |
10 | 涅槃西風 いずれこの世を一抜ける |
11 | 花散るや耳ふって馬おとなしき |
12 | 汗のシャツ干して昼餉の漢たち |
13 | 汗の馬なほ汗をかくしづかなり |
14 | 清明や街道の松高く立つ |
15 | 汗と涙こも?黄黄こぼし合掌す |
16 | 汗の子よ泣け何にでもなれるから |
17 | 汗程に目方は減らず一万歩 |
18 | 汗にまみれてしずけさにつまづきぬ |
19 | 汗滂沱ふり払って杭打ってきた |
20 | まさをなる空よりしだれざくらかな |
21 | ぐらぐらと鬼の声する桜の芽 |
22 | 汗の手に奈落のしづむ岬空 |
23 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
24 | 汗かいて器量よしなり撰鉱婦 |
25 | 猫じゃらししゃららん即興音快調 |
26 | 行く所又行く所花万朶 |
27 | 散らし雨遅咲き桜満開に |
28 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
29 | 汗拭きて猫と杓子のことを言ふ |
30 | 行く方にまた満山の桜かな |
31 | ちるさくら海あをければ海へちる |
32 | 汗ぬぐうそのてのひらに父の顔 |
33 | 夕桜闇やわらかに狂いだす |
34 | 汗ばみて文字を泣かせてしまいけり |
35 | せきをしてもひとり |
36 | 小春日や石を噛み居る赤蜻蛉 |
37 | 汗で眼鏡がずれるよメーデー腕組めば |
38 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
39 | ずぶぬれて犬ころ |
40 | サーカスは母と行くもの遠霞 |
41 | 初風呂のさら湯は毒と知りながら |
42 | 一望の白骨の谷雪あたたか |
43 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
44 | たんぽぽや日はいつまでも大空に |
45 | 汗くさき背を慈しみつつ憎む |
46 | 汗ばんだ三番星に水あげる |
47 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
48 | 春浅き水を渉るや鷺一つ |
49 | 木曽の馬ときに早蕨積んでおり |
50 | 定年は淋しき自由いのこずち |
2024年9月20日 16時22分更新(随時更新中)