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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2016年9月15日のデイリーキーワードランキング

1

牡丹百二百三百門一つ
2

どの子にも涼しく風の吹く日かな
3

しんしんと肺碧きまで海の旅
4

万緑の中や吾子の歯生え初むる
5

がんばるわなんて言うなよ草の花
6

赤い椿白い椿と落ちにけり
7

せきをしてもひとり
8

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
9

チチポポと鼓打たうよ花月夜
10

バスを待ち大路の春をうたがはず
11

冬菊のまとふはおのがひかりのみ
12

くろがねの秋の風鈴鳴りにけり
13

そら豆はまことに青き味したり
14

突放し突放し椰子の実と泳ぐ
15

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
16

金剛の露ひとつぶや石の上
17

かりそめに住みなす飾かかりけり
18

水枕ガバリと寒い海がある
19

蘆刈のうしろひらける大和かな
20

青蛙おのれもペンキぬりたてか
21

いなびかり象は象舎のほか知らず
22

十五夜とむかふわたしといふひとり
23

秋晴の運動会をしてゐるよ
24

きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり
25

この頃の蕣藍に定まりぬ
26

秋沒り日海境遠く緋に染めて
27

今日の月地獄地獄のけぶりかな
28

桐一葉日当りながら落ちにけり
29

冬かもめ真昼は大きな忘れもの
30

生涯にかかる良夜の幾度か
31

糸瓜咲て痰のつまりし仏かな
32

みちのくの星入り氷柱われに呉れよ
33

愛恋のダチュラの毒の白いこと
34

馬上の子に遠嶺ふくらむ裸の雲
35

紅梅や枝々は空奪いあひ
36

鰯雲人に告ぐべきことならず
37

星空へ店より林檎あふれをり
38

俺にあと何日残せし寒満月
39

竹の葉騒は冴ゆる眼鏡に數知れず
40

ところてん煙のごとく沈みをり
41

しろがねの風が笛吹く雪野かな
42

何探すでもなく白き風を見る
43

疲労困ぱいのぱいの字を引く秋の暮
44

名月や門の欅も武蔵ぶり
45

この道の富士になりゆく芒かな
46

佛哭いてる山脈の秋落暉
47

一日は一生であり酔芙蓉
48

桃青し赤きところの少しあり
49

白髪を梳くごわごわと無月かな
50

秋雲やふるさとで売る同人誌


2024年9月24日 03時10分更新(随時更新中)
 

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