現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2016年1月19日のデイリーキーワードランキング
1 | 去年今年貫く棒の如きもの |
2 | 老残の身に寄るしじま冬銀河 |
3 | せきをしてもひとり |
4 | ものの種にぎればいのちひしめける |
5 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
6 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
7 | 初富士にかくすべき身もなかりけり |
8 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
9 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
10 | 霧黄なる市に動くや影法師 |
11 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
12 | 魚の群おびただしくも寒月光 |
13 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
14 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
15 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
16 | アイスバーン黒人きれいに歌いだす |
17 | 禽獣とゐて魂なごむ寒日和 |
18 | たんぽぽたんぽぽ砂浜に春が目を開く |
19 | 凸凹の多き顔かな雪降り積む |
20 | 昼酒の昼幽かりし酔芙蓉 |
21 | 涅槃図の記憶のかたち花時計 |
22 | 雉の赤見え隠れする休耕田 |
23 | 雪はげし抱かれて息のつまりしこと |
24 | 鴨寄れる夕日伸べたる水面かな |
25 | 大寒の埃の如く人死ぬる |
26 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
27 | 昼の陽に寮閑として枇杷の花 |
28 | 凩や海に夕日を吹き落す |
29 | 機関車の切り離されて雪しまく |
30 | 松籟や百日の夏来りけり |
31 | アディオス!この暁闇の花時計 |
32 | 昨日の我に飽くべし茄子の花咲きぬ |
33 | 晴天の天守に生れし雪ばんば |
34 | 遺言は寒月光の中に置く |
35 | 海に出て木枯帰るところなし |
36 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる |
37 | 寒餅やむらさきふくむ豆のつや |
38 | うしろより初雪降れり夜の町 |
39 | 籘寝椅子灯りて暮れぬ海がある |
40 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
41 | 初売りのざわめきにゐて一人なり |
42 | 雪の日の浴身一指一趾愛し |
43 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
44 | 手鏡に同じかほ棲む寒の紅 |
45 | 愛するは櫻紅葉のベンチかな |
46 | 雪解ける越後の山をさらけ出し |
47 | 心消し心灯して冬籠 |
48 | 寒月光どこ曲っても妻がいる |
49 | かりそめに燈籠おくや草の中 |
50 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
2024年9月26日 11時17分更新(随時更新中)