現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年11月28日のデイリーキーワードランキング
1 | 凩や海に夕日を吹き落す |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
4 | 初霜の音して喉の渇きたる |
5 | 人のもの質に置きけり暮の秋 |
6 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
7 | 冬に入る農婦いんぎん禍福なく |
8 | つばめつばめ泥が好きなる燕かな |
9 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
10 | 自意識を映す鏡や子供の日 |
11 | 世界病むを語りつつ林檎裸となる |
12 | 夜の秋蹠拭けばこころ足る |
13 | 親鸞忌夜目にも白き道つづく |
14 | 芥子咲けばまぬがれがたく病みにけり |
15 | 秋情花恋といい鳥愛しといい |
16 | 石投げて鼬のように帰郷する |
17 | うまれ死ぬならい身内のもがり笛 |
18 | 玉の如き小春日和を授かりし |
19 | 天心にして脇見せり春の雁 |
20 | 寂しさを募らせるごと枯銀杏 |
21 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
22 | わが影の吹かれて長き枯野かな |
23 | たんぽぽや一天玉の如くなり |
24 | 葉桜や仏と同じ釜の飯 |
25 | 卵割るように銀河を渡りけり |
26 | こおろぎに黒い汁ためるばかりの細民 |
27 | 薄氷に一部始終を見透かさる |
28 | 一献の火口湖ありて鷹舞へり |
29 | ゆっくり回る春は地軸の太りいて |
30 | 湧き水の砂吐くところ夏生る |
31 | 頂上や殊に野菊の吹かれ居り |
32 | 光堂より一筋の雪解水 |
33 | お数珠袋にどんぐり一つ忌を修す |
34 | 愛なんかいらない青が似合うから |
35 | 冬晴れて立ち上がる物みな尖る |
36 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
37 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
38 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
39 | 老斑の輝いてあり里神楽 |
40 | うこん桜緑の手毬つくは誰 |
41 | 永き日やつばたれ下る古帽子 |
42 | いひぎりの実を宵の雨打ちにけり |
43 | 空っ風町中みんな無口にす |
44 | 切株において全き熟柿かな |
45 | そぞろ寒戻りし漁師汐木焚く |
46 | 藍茂り初めし濃みどり薄みどり |
47 | 三人の一人こけたり鎌鼬 |
48 | 錦帯橋わたり白蛇に逢ひにゆく |
49 | 朧に泣く |
50 | 蕪村忌や蕪村を知れる人や誰 |
2024年9月21日 17時28分更新(随時更新中)