現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年11月11日のデイリーキーワードランキング
1 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
2 | 寂しくて道のつながる年のくれ |
3 | しぐるるや死なないでゐる |
4 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
5 | 梨咲くと葛飾の野はとの曇り |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | こほろぎのこの一徹の貌を見よ |
8 | 寒雷やびりりびりりと真夜の玻璃 |
9 | せきをしてもひとり |
10 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
11 | ものの種にぎればいのちひしめける |
12 | ここまでと踵返せり大花野 |
13 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
14 | 秋風の吹きくる方に帰るなり |
15 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
16 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
17 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
18 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
19 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
20 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
21 | 禁断の恋もあるでしょ ななかまど |
22 | 飛行機雲空かけ上る枯野に春 |
23 | 梅根性また柿根性二月来る |
24 | 流れたる花屋の水の氷りけり |
25 | 無礼なる妻よ毎日馬鹿げたものを食わしむ |
26 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
27 | いはれなくけふ頸燃えて五月逝く |
28 | 生くることやうやく楽し老の春 |
29 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
30 | 書簡集の一隅湧水のごとく |
31 | 湾岸はたなびくところ芹なずな |
32 | いつせいにきのこ隠るる茸狩 |
33 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
34 | 山桜雪嶺天に声もなし |
35 | 瀧落ちて群青世界とどろけり |
36 | 啄木鳥や落葉をいそぐ牧の木々 |
37 | 秋空を二つに断てり椎大樹 |
38 | 筍や雨粒ひとつふたつ百 |
39 | 白牡丹といふといへども紅ほのか |
40 | 葡萄食ふ一語一語の如くにて |
41 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
42 | 萬緑の中や吾子の歯生え初むる - |
43 | かりかりと蟷螂蜂の皃を食む |
44 | 桑の葉の照るに堪へゆく帰省かな |
45 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
46 | ひかり野へ君なら蝶に乗れるだろう |
47 | オリオンの盾新しき年に入る |
48 | 凍港につながつてゐるコンセント |
49 | 秋立つや川瀬にまじる風の音 |
50 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
2024年9月23日 16時34分更新(随時更新中)