現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年7月13日のデイリーキーワードランキング
1 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
2 | せきをしてもひとり |
3 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
4 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
5 | いなびかり北よりすれば北を見る |
6 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
7 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
8 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
9 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
10 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
11 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
12 | 六月の氷菓一盞の別れかな |
13 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
14 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
15 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
16 | 暗黒や 関東平野に 火事一つ |
17 | 乙鳥はまぶしき鳥となりにけり |
18 | 星空へ店より林檎あふれをり |
19 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
20 | 絵姿の君がゆらりと油照り |
21 | 牡丹百二百三百門一つ |
22 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
23 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
24 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
25 | 葛餅の喉を胎児のすべりかな |
26 | 遠雷やはづしてひかる耳かざり |
27 | 夜もすがらさざめき合へり軒氷柱 |
28 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
29 | 初蝉や水面を雲のうつりつつ |
30 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
31 | 大寒の一戸もかくれなき故郷 |
32 | 蝶の舌ゼンマイに似る暑さかな |
33 | ところてん煙のごとく沈みをり |
34 | 恋猫の恋する猫で押し通す |
35 | 熱帯魚はみだしそうなアイライン |
36 | 火焔負う不動明王秋の金魚 |
37 | ああ弥生ばらまかれたる焼夷弾 |
38 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
39 | 青春の過ちの嵩かき氷 |
40 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
41 | 渡り鳥みるみるわれの小さくなり |
42 | ああいへばかういう兜太そぞろ寒 |
43 | ねむりても旅の花火の胸にひらく |
44 | 早苗饗のいちにち湯野の湯の熱き |
45 | 生れて十日生命が赤し風まぶし |
46 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
47 | 庭石に梅雨明けの雷ひびきけり |
48 | 三伏や口を開きて力抜く |
49 | いそがしきことのさみしきみそさざい |
50 | 河川橋枯野大きく湾曲す |
2024年9月23日 01時05分更新(随時更新中)