現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年7月1日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
3 | いなびかり北よりすれば北を見る |
4 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
5 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
6 | がんばるわなんて言うなよ草の花 |
7 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
8 | 匙なめて童たのしも夏氷 |
9 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
10 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
11 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
12 | 遠泳や高波越ゆる一の列 |
13 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
14 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
15 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
16 | しんしんと肺碧きまで海の旅 |
17 | 朝焼の雲海尾根を溢れ落つ |
18 | おそるべき君等の乳房夏来る |
19 | 万緑の中や吾子の歯生え初むる |
20 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
21 | 夏燕ななめ45度の空 |
22 | あるときは船より高き卯浪かな |
23 | 朽舟の浮く水際に半夏生草 |
24 | 綿雲のかたまり動く冬の黙 |
25 | 霜の墓抱き起されしとき見たり |
26 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
27 | 長生きの話でお開き 暑気払い |
28 | 大賢は大愚に似たり生身魂 |
29 | 夕暮の橋が短かく青山椒 |
30 | 恙とも怠けとも見え半夏雨 |
31 | 藍の花栞れば紅の失せにけり |
32 | 青葉より青葉へ入る登山靴 |
33 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
34 | ひょっこりとのぞく廊下の音や春 |
35 | 死にし人別れし人や遠花火 |
36 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
37 | 梅根性また柿根性二月来る |
38 | 月面をななめドライブ夏の夜 |
39 | 老いゆくを罪と思はず百日紅 |
40 | 春の日やあの世この世と馬車を駆り |
41 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
42 | 幼な等の集えば走り薄暑光 |
43 | ルーム・キー提げて近づく花氷 |
44 | 牡丹百二百三百門一つ |
45 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
46 | 凩や海に夕日を吹き落す |
47 | どちらかと言へば麦茶の有難く |
48 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
49 | 重き罪逃れし思ひ昼寝覚め |
50 | 荒梅雨や追悼句座へ山越えす |
2024年9月22日 07時30分更新(随時更新中)