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 現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング

 2015年6月8日のデイリーキーワードランキング

1

せきをしてもひとり
2

ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな
3

いなびかり北よりすれば北を見る
4

青蛙おのれもペンキぬりたてか
5

滝落ちて群青世界とどろけり
6

暗黒や 関東平野に 火事一つ
7

水の地球すこしはなれて春の月
8

どの子にも涼しく風の吹く日かな
9

薄氷の吹かれて端の重なれる
10

今日何も彼もなにもかも春らしく
11

鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる
12

おそるべき君等の乳房夏来る
13

をりとりてはらりとおもきすすきかな
14

つきぬけて天上の紺曼珠沙華
15

濁りこそ川の力や白絣
16

朝靄の 剥がれた扉 高鳴る
17

芒種かなレディースデーの映画館
18

戦争が廊下の奥に立つてゐた
19

赤い椿白い椿と落ちにけり
20

桐一葉日当りながら落ちにけり
21

梅雨入りの囁き羅漢石の耳
22

柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺
23

跳箱の突手一瞬冬が来る
24

匙なめて童たのしも夏氷
25

ところてん煙のごとく沈みをり
26

しんしんと肺碧きまで海の旅
27

暗黒や関東平野に火事一つ
28

死骸や秋風かよふ鼻の穴
29

いくたびも雪の深さを尋ねけり
30

出口なき穴の入口栗の花
31

万障が鉢合わせして濃紫陽花
32

春風や闘志いだきて丘に立つ
33

てのひらの水の珠玉よ青葉騒
34

プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ
35

餅も好き酒もすきなりけさの春
36

古池や蛙飛びこむ水の音
37

羽子板の重きが嬉し突かで立つ
38

金剛の露ひとつぶや石の上
39

芙美子の忌少女の頃より芙美子好き
40

螢籠昏ければ揺り炎えたたす
41

ペンギンのおじぎ今日より春と呼ぶ
42

賑わいのなかのひとりよ木の実降る
43

ものの種にぎればいのちひしめける
44

闘鶏の眼つぶれて飼はれけり
45

夜は桜 千思が香り立つような
46

ピストルがプールの硬き面にひびき
47

ひととせにひとつの春や技芸天
48

六月を奇麗な風の吹くことよ
49

外にも出よ触るるばかりに春の月
50

大空に羽子の白妙とどまれり


2024年9月23日 15時53分更新(随時更新中)
 

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