現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2015年1月8日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柊の花一本の香りかな |
3 | 水枕ガバリと寒い海がある |
4 | 木がらしや東京の日のありどころ |
5 | 去年今年貫く棒の如きもの |
6 | 元日の人通りとはなりにけり |
7 | 乳母車夏の怒濤によこむきに |
8 | ひとり言聞く人のゐし松の内 |
9 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
10 | 螢籠昏ければ揺り炎えたたす |
11 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
12 | 銀河系のとある酒場のヒヤシンス |
13 | 初夢のなかをどんなに走つたやら |
14 | 白き息ゆたかに朝の言葉あり |
15 | てのひらの艶をたのめる初湯かな |
16 | 歌留多とる皆美しく負けまじく |
17 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
18 | 鶴舞ふや日は金色の雲を得て |
19 | 大寒の一戸もかくれなき故郷 |
20 | まつすぐな道でさみしい |
21 | 寄せ鍋や気になる人の箸に触れ |
22 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
23 | 痩馬のあはれ機嫌や秋高し |
24 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
25 | 夕立や古りし宿場の大橋屋 |
26 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
27 | おちついて死ねそうな草萌ゆる |
28 | 合鍵を回す音せり雪しまき |
29 | 手庇を何回したり春の山 |
30 | 雪山のたそがれにこそあこがるる |
31 | 初昔句の旅すでにはじまりぬ |
32 | 老いたれば人より早く冬が来る |
33 | 轍また深みにはいり夏大根 |
34 | 宝船皺寄つてゐる目覚めかな |
35 | コスモスを離れし蝶に谿深し |
36 | 降る雪や明治は遠くなりにけり |
37 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
38 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
39 | 湯上がりのごと雲間の冬満月 |
40 | 蜜柑の木に蜜柑雲のおんどりもいる旅 |
41 | 汗と涙こも?黄黄こぼし合掌す |
42 | 枕三つ叩いて寝れば宝船 |
43 | 厄の無き齢となりし初薬師 |
44 | ゆさゆさと肩の青竹左義長へ |
45 | 駅伝に蹤いて少年力走す |
46 | 初雀曙光といふつばさあり |
47 | 子を殴ちしながき一瞬天の蝉 |
48 | 秋雲やふるさとで売る同人誌 |
49 | 灯しても消しても青き雪あかり |
50 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
2024年9月26日 07時20分更新(随時更新中)