現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年12月17日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 福引やティッシュ一つの福来たる |
3 | 去年今年貫く棒の如きもの |
4 | 餅花を見上ぐるたびに華やぎて |
5 | 一行の添え書に見る年賀状 |
6 | しぐるるや死なないでゐる |
7 | ものの種にぎればいのちひしめける |
8 | 凩や海に夕日を吹き落す |
9 | 灯しても消しても青き雪あかり |
10 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
11 | 寒波来るばりばり破く包装紙 |
12 | 長き夜をたたる将棋の一ト手哉 |
13 | 呟きは言葉となれり師走風 |
14 | 蟇ないて唐招提寺春いづこ |
15 | 初暦知らぬ月日は美しく |
16 | 眼をとぢて佛とおなじ薫風裡 |
17 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
18 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
19 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
20 | うまれ死ぬならい身内のもがり笛 |
21 | 春雷や胸の上なる夜の厚み |
22 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
23 | よろこべばしきりに落つる木の実かな |
24 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
25 | もう一人の自分をさがす初鏡 |
26 | 学問のさびしさに堪へ炭をつぐ |
27 | 残生の何に追はるる虎落笛 |
28 | 糸瓜咲て痰のつまりし仏かな |
29 | 枯木立月光棒のごときかな |
30 | 片足立つ鷺しんしんたる寒波 |
31 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
32 | たんぽぽのぽぽのあたりが火事ですよ |
33 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
34 | 柊の花一本の香りかな |
35 | はじめての雪闇に降り闇にやむ |
36 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
37 | 向日葵の蕊を焦がして日の高し |
38 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
39 | 顳顬に溜まる言葉や寒波くる |
40 | 影とんでまり飛んで来し冬日向 |
41 | 白鳥に会えば会ったで哀しかり |
42 | 初夢のなかをどんなに走つたやら |
43 | 夜桜やひとつ筵に恋敵 |
44 | 雪眼鏡してたましいを房にする |
45 | 心には紋付袴初句会 |
46 | 露人ワシコフ叫びて石榴打ち落す |
47 | 流れ行く大根の葉の早さかな |
48 | 初蝶来何色と問ふ黄と答ふ |
49 | 水鏡してあぢさゐのけふの色 |
50 | 三寒の瀧と四温の枯木灘 |
2024年9月26日 16時02分更新(随時更新中)