現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年11月24日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
3 | しぐるるや死なないでゐる |
4 | 外にも出よ触るるばかりに春の月 |
5 | 寄せ鍋や気になる人の箸に触れ |
6 | ほととぎすあすはあの山こえて行かう |
7 | 雪兎ゆゑなき頬のほてりかな |
8 | ものの種にぎればいのちひしめける |
9 | 鞦韆や風をはらみてみな帰る |
10 | 秋の水水琴窟の音となり |
11 | 泣きやめて師へ奉る雪兎 |
12 | 勇気こそ地の塩なれや梅真白 |
13 | たらたらと日が真赤ぞよ大根引 |
14 | 街角の風を売るなり風車 |
15 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
16 | 若き日の足音帰らず夜の落葉 |
17 | 夢はじめ現はじめの鷹一つ |
18 | たそがれの無縫の海を雁渡し |
19 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
20 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
21 | しづかにてぼうたんに時経つつあり |
22 | 書を閉づるかそけき音も冬の声 |
23 | あめつちを俄かに思ふくさめして |
24 | 冴返る一刀彫の鷹の爪 |
25 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
26 | 凩や海に夕日を吹き落す |
27 | この道しかない春の雪ふる |
28 | 一行の添え書に見る年賀状 |
29 | 紅葉散る地蔵ひたすら真顔なり |
30 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
31 | 綿虫に耳の乾きを覚えけり |
32 | 熱の日の噴水しぶき鳥となる |
33 | 隠岐やいま木の芽をかこむ怒濤かな |
34 | 初夢につかみて声のやうなもの |
35 | しぐるるや蒟蒻冷えて臍の上 |
36 | 月夜の葦が折れとる |
37 | 鳥羽殿へ五六騎いそぐ野分哉 |
38 | 玫瑰や今も沖には未来あり |
39 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
40 | 水枕ガバリと寒い海がある |
41 | 木の葉ふりやまずいそぐないそぐなよ |
42 | マフラーやうれしきまでに月あがり |
43 | 鷹のつらきびしく老いて哀れなり |
44 | 町騒に遠き寺苑の仏桑花 |
45 | 冬晴れて立ち上がる物みな尖る |
46 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
47 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
48 | 十夜粥ぬくし本堂八方透き |
49 | とほくより見にきしといふ秋の川 |
50 | 呟きは言葉となれり師走風 |
2024年9月26日 03時30分更新(随時更新中)