現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年10月1日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
3 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
4 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
5 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
6 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
7 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
8 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
9 | いなびかり北よりすれば北を見る |
10 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
11 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
12 | 生きること一と筋がよし寒椿 |
13 | 星空へ店より林檎あふれをり |
14 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
15 | 菜の花がしあはせさうに黄色して |
16 | 花サフラン舌の真赤は太古より |
17 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
18 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
19 | 金木犀の音満ちてゆく夜明け |
20 | 算術の少年しのび泣けり夏 |
21 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
22 | 別るるや夢一筋の天の川 |
23 | 水枕ガバリと寒い海がある |
24 | 鰯雲日かげは水の音迅く |
25 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
26 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
27 | 暁闇の寒露へ向かふ父系かな |
28 | 人生の台風圏に今入りし |
29 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
30 | 夜の顔にはぐれ山蛾が熱い熱い |
31 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
32 | をととひのへちまの水も取らざりき |
33 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
34 | 跳箱の突手一瞬冬が来る |
35 | いちじゆくやプラットホームも夢の端 |
36 | 霜夜来し髪のしめりの愛しけれ |
37 | 鶏頭の十四五本もありぬべし |
38 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
39 | 十六夜の竹ほのめくにをはりけり |
40 | 自己顕示やたらに強し金木犀 |
41 | 行進が昭和のふりする体育祭 |
42 | みんみんとみんみんの合い間じぃーんと過去 |
43 | やり羽子や油のやうな京言葉 |
44 | ふと咲けば山茶花の散りはじめかな |
45 | 山柿落つ響後半生へうつり |
46 | 長き長き春暁の貨車なつかしき |
47 | 鳳仙花露の香あまく日に濡れぬ |
48 | 見えている木だから炎天きしませる |
49 | しぐれ来てはさみ忙しや蟹の市 |
50 | 鰡とんで水族館はにぎわえり |
2024年9月19日 12時21分更新(随時更新中)