現代俳句データベース(俳句)のアクセスランキング
2014年9月17日のデイリーキーワードランキング
1 | せきをしてもひとり |
2 | いなびかり北よりすれば北を見る |
3 | 戦争が廊下の奥に立つてゐた |
4 | 赤い椿白い椿と落ちにけり |
5 | 不知火や湾の一灯焦がれゐる |
6 | 柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺 |
7 | 滝落ちて群青世界とどろけり |
8 | ゆさゆさと大枝ゆるる桜かな |
9 | プラタナス夜もみどりなる夏は来ぬ |
10 | 暗黒や関東平野に火事一つ |
11 | つきぬけて天上の紺曼珠沙華 |
12 | 体育祭雲押し上げる熱気あり |
13 | 春風や闘志いだきて丘に立つ |
14 | 赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり |
15 | 水の地球すこしはなれて春の月 |
16 | 肩に来て人懐かしや赤蜻蛉 |
17 | 薄氷の吹かれて端の重なれる |
18 | 彫刻の森林浴の聖者・裸婦 |
19 | 星空へ店より林檎あふれをり |
20 | 秋晴の運動会をしてゐるよ |
21 | しんしんと雪降る空に鳶の笛 |
22 | くろがねの秋の風鈴鳴りにけり |
23 | 海に出て木枯帰るところなし |
24 | 行進が昭和のふりする体育祭 |
25 | 笑っても沢庵漬けは噛み切れぬ |
26 | 青蛙おのれもペンキぬりたてか |
27 | 冬菊のまとふはおのがひかりのみ |
28 | 桐一葉日当りながら落ちにけり |
29 | バスを待ち大路の春をうたがはず |
30 | きみ嫁けり遠き一つの訃に似たり |
31 | 遠山に日の当りたる枯野かな |
32 | とどまればあたりにふゆる蜻蛉かな |
33 | 咳の子のなぞなぞあそびきりもなや |
34 | ここまでと踵返せり大花野 |
35 | 鰯雲人に告ぐべきことならず |
36 | つかみとる秋刀魚の腸のやわらかき |
37 | 白葱のひかりの棒をいま刻む |
38 | 古池や蛙飛びこむ水の音 |
39 | 老いるとは父に似しこと牧水忌 |
40 | 流氷や宗谷の門波荒れやまず |
41 | 鮟鱇の骨まで凍ててぶちきらる |
42 | 酒しらぬ我は旅のみ牧水忌 |
43 | どの子にも涼しく風の吹く日かな |
44 | 分け入つても分け入つても青い山 |
45 | 起つときを少しよろけて彼岸花 |
46 | 光から生まれてきたり露の玉 |
47 | 大空の青艶にして流れ星 |
48 | 深秋の黄昏時の落し穴 |
49 | 金剛の露ひとつぶや石の上 |
50 | をりとりてはらりとおもきすすきかな |
2024年9月25日 02時31分更新(随時更新中)